ご存じ日本秘湯を守る会のお宿巡り。今回うかがったのは二度目になる「薬師平茜宿」である。昨年のこの時以来ということになる。
昨年の記事を開きながらお宿の印象を整理しておくと、北アルプスの眺望が抜群で、料理の印象も良かった。
そして肝心の温泉も湯船は小ぶりながらクセのない温泉で、長く入っていられるのが良かった。今回、この時期に・・・というのは別の目的もあったからだが・・・
さて、正式名称は「崖の湯温泉 薬師平茜宿」といい、塩尻~松本の盆地を見下ろす山の中腹にある。
その盆地の向こう側が北アルプスということになる。ただ、環境は確かに秘湯だが、塩尻インターからの道も秘湯っぽくなく、アクセス的には便利なところというべきだ。
今回もお宿に入ると広々としたロビーからは雄大な北アルプスの絶景が一望のもとに。この日は見えなかったが、いい天気だと立山も見られるという。
松本は長野県の中心なので、長野県の北側の立山まで見られるというのがすごいなあと。冷静に考えるとすごいことだ。
さてチェックイン後、いつものようにまずはお風呂に飛び込む。こちらの温泉は内風呂は少し暖かいが、露天風呂はややぬるめでゆっくり入れる。
写真の通り、露天風呂は決して大きくはないが、それでも大人が4人くらいは入れる。ここから犬神家をやると見事に逆光になるので、アルプスに背を向けて撮る。
この日は、天気もよくお風呂も快適だ。もちろん夕食後も入り、夜の犬神家も・・・夜は松本の夜景がきれいだったが、スマホでは限界があったので・・・
翌朝も当然のようにお風呂にまっしぐら・・・週末でお宿自体はそれなりにお客様もいらっしゃる感じだが、結果としてお風呂はいつも貸切状態だった。
東京からざっくり200kmでこんな別世界に行ける・・・のだが、この季節の中央道は悲しいくらいに混雑する。
ほぼ高速だけの200kmの道のりに4時間半かかってしまった。平均時速44キロというのは悲しかった。
やはりこの時期は避けた方がいいのかも・・・と。そう山梨のブドウの季節だからだ。その実、勝沼を過ぎればウソのように空いてしまう。
よって、厳密にいえば勝沼までの100kmに3時間、残り100kmに1時間半という・・・前半の平均時速は33kmか・・・高速じゃねえよ・・・って。
さて、茜宿の魅力は温泉だけではない。その辺についてはいつものように別稿にて・・・
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