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克の ~思うがままに~

日々の出来事をたまに残すメモ

カムギアトレーン

2011-07-12 | バイク

さぁさぁ今回も、ハレー談話で続けて行きます

前回は、訳も分からないなまCVキャブの話をしましたが・・・・言いたかった事は、安易に高性能キャブへ変えるのでは無く地の個性を上手く使い、高性能キャブにも負けずと劣らずそれ以上の成果を発する力が有ると言いたかっただけです


さて、今回はカムギアトレーンについて書いて行きます。
カムギアトレーンカルビギアとろーん・・・・・・油の乗ってて上手そうですね
まぁあながちこの表現は間違いではないですねぇ

まぁ簡単に言えば(結構間違いかも・・・・・・・・)コストパフォーマンス的には正解なエンジンの作りでも、本来の機能から言えば決して正しいとは言えない、でも量産型にするには仕方ない所もあるんでしょうねぇ。
説明は面倒ですが、コストを抑えるために駆動方法をチェーンにした機構部分があるんですが、今回はこれを有るべき姿(コスト度外視)に変えるというものです

何の為に変えるの????
それは、エンジンの本来持つ力を発揮するためです。
商売品はある意味でコストバランスと商品アイディンティティーとのバランスで成り立ちながら、最終的にはコストバランスを無視して成り立つものは商品として存在していませんよね。だからハーレーのエンジンも、商売している限り持っている力を発揮する事は出来なんです。(多くの人には受け入れられますけどね)

でもでも、長くハーレーに跨っている皆さんは持っている力を見てみたいと思っておられますよね
そこで、今回のカムギアトレーンなんて最も適していると思います。

それについて、経験者談として皆さんへ紹介します。
(私もカムギアトレーンにしました)


先ずは、純正カムの状態です。
(またまた画像は45ディグリーから借用・・・・一応、私の愛車画像を中心に使ってますヨ!)

 

これって、何を言っているかと言うとチェーン左下に黄色いテンショナーがチェーンを押していますが、これにより上の大ギアの軸に圧力がかかり裏にあるカムに負荷をかけ・・・・・破損ににも及ぶことがあったり、テンショナー自体の磨耗カスによるエンジン内のトラブル等が発生するんですよね。

だから、悪いところ改良しましょう
先ずはエンジンを開きましょう

どんどん、分解・・・・楽しいなぁ
絶対、自分では組み直せません・・・・・・・・・・・・
とは言いながら、さらに分解

上のエンジン真ん中に駆動棒が付いていますが、ここの周りに付いていた残骸はこのとおり

 そもそもテンショナーって訳分からんですよねぇ・・・・・・これって5万km以上経過すると、それなりに磨耗するようです。何処まで持つか分かりませんが、私の場合は1万km以上走りましたがトラブルゾーンまで磨耗してなったようです。
という事でテンショナーのアップ(黄色い部品)


さてさて、チェーンからギアは本来持つべき力を発揮するから・・・・・・と、前述に述べましたけど
良し悪しで比較するより悪い所だけ簡単にピックアップします。
あっ・・・決してショップ(45ディグリー)の回し者ではないですよ

先ずは、チェーンとカムとの違いを見ましょう。下の画像はカムの状態を比べていますが右のチェーントレーンはエンジン内側に付いているカムの感覚が狭い(チェーンテンションにより)のですが、右のカムトレーンでは変なテンションが掛かっていないためカム軸が平行(感覚が空いている)にセットアップされています。

これが、直接悪さをする訳ではないですがカムの感覚が狭くなるとカム同士がぶつかり破損する恐れが出てきます。これはチェーンドライブで起こる事象であり、避けることが出来ません。
(長く乗ることが無いハレーオナーには無念の故障かも・・・・・・・・・・・・・・

それ以外の問題だけでなく、軸が近づくということはカム軸に圧力が掛かります。これって軸を受けるベアリングにも付加がかかるから、壊れてエンジン内へ飛散し、エンジン自体が壊れる事にも繋がります。何と言ってもベアリング軸は非常に硬いので破損し散らばれば最悪ですよ。修理に50万~100万位掛かるかもしれせんね

やっぱりハレーは高いですね・・・・・・・・・
どうもサラリーマンには不向きかもしれません・・・・・・・が、上手に付き合えば他の趣味よりも安く上がることも出来ますよ
(希望的願いです)

 

色々と書きましたが、多分カムを換える方は「ハイカム」というカム山の高いものへ換え高出力を求める改良を加えると思いますが、私の場合はカムorギアを換えることでトップパワーを得るのではなく、程よいパワーとロングライフなエンジンを得るために取り入れています。
プラスα・・・・カムギアにすると昔のパンヘッドエンジンに近いカラカラ音が発生するんですよね人によっては不快音かもしれませんが、私にはいい感じです

日本のバイクもカムギア使っている物もありました。(基本的にコスト高なんで、ハーレー同様にチェーンが主流)
HONDAホーネット250はカムギアでバルブ駆動していましたが、ホーネットが峠で近づくとキーン・・・というメカノイズを発出して抜かされた感覚を思い出します。
最近のバイクでカムギアは皆無といっていいでしょううねぇ・・・・(違うかも

 

でもって、カムギア化したエンジンは以下のとおり

 

これで、パワー伝達もロングライフも全て安心
でもね
カムギア化すると、エンジンのストレスが無くなるんですよね。これって知らないうちにシッカリエンジンを回す=効率の良い燃焼を行う=燃費が良くなる・・・・・・何かパワフルエンジンを求めながら、ecoエンジンに繋がって行くんですよねぇ

パワーアップ=公害ではなく・・・・・・・気持ちいい=ecoに繋がるのがチューンナップなのかも???
まぁ全てではないですが、私は地球に優しい改良をしていきたいと思います。
即ち、自分に気持ち良い事を続けて行きます

ハーレー乗りの皆さん!
色々と感じる所はありますが、まだまだ私も初心者レベルです。自分で楽しみたい部分についてWebで調べたりショップで聞いたりしながら試行錯誤ですが、楽しく愛車と付き合って行きたいですねぇ。

私の独り言(感想)に共感できる事があればですが、45ディグレーのサイトを覗いて見ても良いかも!
気になっている部分を解消してくれるかもしれません

 

 

も空け、そろそろツーリング日和ですね。
私も改良したエンジンの本領を発揮させるべく走り出す事にしますかねぇ

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