安比高原ペンションサンテミリオン発信!“大人な充実空間”

発想とそのハーモニーの創作フレンチが美味しい宿。ママの絵画とレトロな癒しの空間。漆喰の壁のラウンジ&カウンターバー檜和む

安比高原スキー場ブログ学習塾「徒然日記」ペンションサンテミリオン内

2013-01-17 13:22:17 | サンテミリオン学習塾


今も昔も学問を習得し、様々な分野に対し、未知への探求心を大きく持ち、研究、創作、エネルギーの効率性、組織化される細胞から宇宙まで、生命体すべてを人類は弄って(まさぐって)きた。

大学のセンター試験が秒読みとなっている。
基本に忠実にしっかり習得しているなら新しい問題でも、初めて出会う問題でも(確率は少ないはずだが・・・)解ける問題が多いのがセンター試験。

60~50代の人が当時にセンター試験があって大学受験したなら、東大に合格してさらに京都、慶応に合格できるのではないかと毎年思ってしまうのは私だけではないと思う。
それにしても、長年、子どもたちに主要5教科を塾講師として指導してきたが「ゆとり教育」が子どもたちを変えてしまったのか…。

子どもたちが自分の時代と違って、異邦人または宇宙人のように感じる。
すべての子どもたちがというわけではない。基礎学力の「安定・定着」が難しいのだ。きっとこれもまた同業者で私と同様のことを考え感じていらっしゃる方は多いのではないかと思う。

国語、母語がしっかり使えない。表現力に乏しい。
国語の文法?!とおっしゃるかもしれないがこれが大切なのだが、しっかり教えない。
学校で詳しく教えてはくれない・・・というより、その文法に時間をかけられないのが実情だというとと、子どもたちがその時間に習得できないのだろうと思う。「繰り返し、繰り返し」学ぶための時間には限界もある。
それ以上に頭を使って学習することが嫌な、集中できない子どもたちが半数を超えるのではないかと思う。すると、学びたい子どもは学びたくない子どもの犠牲になってしまう場合もあるのではないかと思う。

算数・数学もしかり・・・。数の概念がないと「文章題」は難しい。図形、証明問題など覚えきれない、理解できない。「読解力」という方がいらっしゃるがそうではない。
方程式を覚えても使いこなせない。分数の意味、約分の意味が分からない子どももいる。「割合」に至っては難問となる。

英会話が重要視されるが、自分の考え(アイデンティティ)、思考を守る力がないなら語数を増やしても会話では使えない。話すことがない人はそれまでのこととなる。

活字離れしている現在、もっともっと本を読み、画像からのイメージではなく自分の環境、経験などから、そしてまた向上心のある心からのイメージでどんどん本を読み、グローバルな、さらには地球規模で思いを馳せるそんな子どもたちが増えてくれたらうれしい。
 そして、そんな子どもたちによる地域、広域が生き生きと作り上げられていくのなら少しは住みやすくなくのではないかと思う。

 目先の福祉ではなく、将来つまり「個々の人生への福祉」をわれわれ大人は考えていかなければならないのではないか・・・と徒然に書きたいことを書いている・・・。

サンテミリオン学習塾 講師k


最新の画像もっと見る

コメントを投稿