賭博堕天録カイジ 和也編 感想

賭博堕天録カイジ 和也編　第７話　私刑


　愛よりも剣 感想


　金を持って逃げた達也と亜理沙に、組長はギャンブルを強要する。
　そのギャンブルとは、箱に空いた穴に９本の剣を刺していくというもの。

　しかし、達也は組長の言葉を信じ切れない。



　わからない‥‥　本当に鉄板で９枚がガードされてるかどうか
　もしかしたら　鉄板など１枚も入ってないってことも‥‥

　‥‥阿呆な質問だよな。
　その指摘が当たっていても、この場から逃げる手段はないだろうに。
　組長の気が変わって、やっぱり２人とも埋めるとか言われたらどうするんだか。



　もっとも、その場には見届け人が何人かおり、ルール違反は出来ないのだとか。
　こうして、リアル黒ひげ危機一発が開始された。
　玩具と違い、剣が中の人に刺さるのと、箱から飛び出る仕掛けがないのが特徴。


　最初の指定は、女から。
　女は選べないでいたが、男の「オレを刺せ」という言葉を聞き、男の⑥番を指定した。
　ここには鉄板が入っており、１本目はセーフ。
　刺されても死なない足に鉄板が入っていたのは、幸運なのか不運なのか？


　２本目、男は自分の⑦番、もう片方の足を選択する。
　１本目と違い、ここには鉄板は入っていなかった。
　足を刺された男は、ようやく組長が本気である事を悟る。


　３本目、



　じゃあ‥‥　その…　その‥‥‥
　達也の⑤番‥‥


　女が再度男の番号を指定し、男がそれに驚いたところで、今回の『愛よりも剣』は終了。
　男が痛がっているのに、女が割と躊躇なく選択しているのが笑えた。




　ところで、この小説って、地の文に「超‥‥　くだらないです‥‥！」なんて言葉を使っているのか。
　違和感はあるが、ケータイ小説とかを考えると、それもアリなのかな。






　カイジ 感想


　まだ続けるのか、和也の作品紹介。
　一体、これは何の作品なんだろう？