バクチ麻雀地獄寺！

バクチ麻雀地獄寺！

　『凌ぎの哲』権々会編、待望の完全単行本化。



　先日発売された『麻雀バクチ列車！』と合わせて、遂に僕の中のミッシングリンクが埋まった。
　いや～、もう半分以上諦めていたけど、また読めるようになって嬉しいなぁ。


　実は、この『凌ぎの哲』という作品、僕の中では一種のトラウマになっていた。
　確かに、近代麻雀コミックスには、１巻だけ発売して、２巻が出ない作品も少なくない。
　一番最初に、僕をその憂き目に遭わせた作品は、日高トモキチの『パラダイス・ロスト』だっただろうか。

　だが、幾ら何でも、７巻まで刊行された作品が、途中で続きを出さなくなるとは夢にも思わなかった。
　しかも、これが一話完結のギャグ漫画ならともかく、ストーリー漫画、それも章の途中で、である。
　以来、僕は未収録になるのが怖くて、単行本が出るまでは漫画雑誌が手放せなくなってしまった。


　早速、権々会編を読み返してみたけど、やっぱり面白いね。
　今度の休みにでも、第１話から最終話まで通して読んでみようかな。

　そういや、最終章の、森サブ編（？）も、単行本化されるのだろうか？
　一応、僕自身は本誌で持っているが、どうせなら最後まで出して欲しい。



　権々会編や博打列車編程ではないが、飛び甚（先代）がラーメン屋やってたりして笑えるし。



　ともあれ、『凌ぎの哲』の続きが出て、僕の長年の夢が一つ叶った。

　次は、是非『まきの麻雀クラブ』の単行本化を。