第62局 模倣
夢乃マホ
タコス、のどっち、部長、そして咲。
マホは、清澄高校麻雀部員の打ち方を、次々にコピーしていった。
今回のサブタイトルを見て思ったんだけど「マホ」という名前は「模倣」から取ったんだろうか?
咲は、自分の得意技にして、代名詞でもある嶺上開花をマホに和了られ、動揺を隠せない。
卓下で握り締められ、震える咲の手。
マホやムロからは死角になっていたが、のどっちはそれに気付いていた。
東4局。
ここまで快進撃を続けて来たマホは、この局で2回目の嶺上開花を狙う。
ドラ
マホは、この手から、強引にを大明槓すると、嶺上牌に手を伸ばす。
そして――…、
「りんしゃん… ツモならずです…」
今度は盛大に失敗した。
戦々恐々として、事の成り行きを見守っていた咲は、この結果に安堵の溜息を吐いた。
さて、この大明槓のせいで、マホの手は役なしになってしまった。
一応、対々和や断幺の一向聴とも言えるけど、四暗刻まで狙えた手なのに勿体無い。
もっとも、僕だったら、三暗刻聴牌の時点で、リーチ打ってるけど。
しかも、マホがツモって来た嶺上牌は、のどっちへの当たり牌だった。
ロン ドラ
槓ドラもモロ乗りし、断幺一盃ドラ3赤1は12000点の放銃。
はムロが2枚切っているので、マホがカンしなければ、のどっちの和了目は非常に薄かった。
のどっちはマホに「安直なカンはしない方がいいって教えたはずです…」と言って、注意する。
何でも、マホは強い人がそばにいると、その打ち方を真似したくなってしまうらしい。
小さい子が、特撮ヒーローや、アニメキャラクターのごっこ遊びをするのと、似た様な心理か。
前局はマホ 嶺上できるかも って少し思ってしまったりしたです
そんなオカルトありえません
……あ、そこはキッパリ否定するんだ。
それと、のどっちがマホを呼ぶ時は「マホちゃん」なんだな。
てっきり、「夢乃さん」だと思っていたので、ちょっと意外。
のどっちによると、マホコピーが成功するのは、1日に1局あるかないからしい。
前回の部長は「1ゲームに1局」だと言っていたけど、もっと少なかったのか。
つか、読み返してみたら、タコスの牌譜は県予選1回戦の分しか無かったと言っているな。
という事は、部長が見たマホの牌譜も、その1ゲーム分で全てだったのだろうか?
さて、のどっちは更に話を続けようとしたが、そこにムロがフォローを入れた。
「マ… マホはこれでも頑張ってるんです!
プロのやってる教室に通ったり 毎日部室で遅くまで練習してるんです これでも!」
「これでも」を2回言ったのが気になったが、ムロの言葉にのどっちは「言い過ぎました」と謝罪した。
もしかして「プロのやってる教室」というのは、本誌ラブじゃんの設定を受けての事かな?
ともあれ、目に涙を浮かべていたマホも、自分の成長を見せようと、再びやる気を取り戻した。
南1局。
親番のマホは、配牌を取り終えると、意気込んでツモ山へと手を伸ばす。
あ~、初心者の時はやるよね、コレ。
なんて思っていたら、何とマホは「毎日かならず何かしらのチョンボする」のだとか。
毎日というのは凄いな。
タコスは「永遠の初心者」なんて言ってたけど、それはもう初心者とかそういうレベルじゃないんじゃ。
結局、マホが活躍したのは最初だけで、最終的には三半荘連続ラスという結果になった。
まぁ、当初の予想通りと言えば、予想通り。
全員の点数はこんな感じ。
大トップののどっちに対し、咲の成績は±0。
どうやら、マホの嶺上開花がショックだったらしく、終わった後は膝を抱えて縮こまってしまっていた。
部長と藤田プロ
この四校合同合宿が清澄主催となっていたのは、やはりカツ丼さんの都合だったらしい。
詳しい理由は部長にも黙っていたが、部長は心当たりを2つ挙げた。
「世界ジュニア」の全日本選抜候補選出か、それとも「秋の国民麻雀大会」か。
カツ丼さんが図星を突かれた顔をしていたので、どちらかが正解だったのだろう。
第57局で挙げられた対戦相手の名前からすると、前者っぽい気がする。
まぁ、まだ「国民麻雀大会」の詳細が分からないから、何とも言えないけど。
部長の目的
部長がマホを連れて来たのは、まずはまこの強化が目的だったのだそうだ。
県予選次鋒戦で、まこはデータのない初心者を苦手とする事が判明した。
初心者のデータを増やすだけなら、かおりん1人で良い。
だが、コピー能力を持つマホならば、初心者だけでなく、色々なデータを一度に集める事が出来る。
まさか、ここで、まこの覚醒フラグが立つとは思わなかった。
部長は「これで まこの幅が格段に広がるわ――!!」と言うが、まこは全国で活躍出来るのだろうか。
そう言えば、結局まこの能力は、マホにコピーしてもらえなかったな。
部長の目的の2つ目は、咲の気を引き締めるため。
だが、冷やし透華戦後を見ても分かるように、今の咲は強敵相手でも怯えない。
なので、「自己の領域を脅かす」マホを使い、咲と対戦させたのだそうだ。
相変わらず、色々と考えているなぁ。
なお、のどっちとタコスにも、後で別メニューを用意するらしい。
部長自身の特訓
部長は、自分自身が強くなるために、各校の強敵と打つ事を選んだ。
部長が最初に誘ったのは衣。
そこには透華もいたが、“冷やし”でないのを見て、華麗にスルー。
透華の評価って……。
次に部長が誘ったのは、かじゅだった。
いつの間にか、部長とかじゅは、名前で呼び合う仲になっていたらしい。
それを耳にして、動揺しまくりのモモが可愛い。
ここ最近、かじゅとモモは安定し過ぎていたから、こういうのは良いな。
この世の終わりみたいな顔をして、声ならぬ絶叫を上げるモモが面白過ぎる。
あと、最後のコマで、かじゅの右にいる黒い人魂(?)はモモなのか?
最後に部長が誘ったのはキャプテンだった。
合宿が始まってから、原作でも部長とキャプテンの絡みが増えて来て、嬉しい。
池田は不満そうな顔をしていたが、強敵との対局はキャプテン自身のためでもある。
黙ってキャプテンの背を押した辺り、モモよりも池田の方が大人だったかな。
何だか、キャプテンが未亡人、風越部員が再婚に反対する子供、部長が恋人に見えて来た……。
今回の部長は、フラグを立てまくってたなぁ。
しかも、咲の最終ページの隣がこれ(※閲覧注意)だった事に驚かされた。
今の部長には何人分のエンディングが見えているんだろう?
そこに辿り着くまでに、モモや池田に刺されない事を祈る。
なお、次号は休載で、次回掲載は4月16日発売号だそうだ。
4月24日に単行本第7巻の発売が決定したから、そっちの作業かな?
作者コメント
必殺! エピガロカテキンガレート!
作者も花粉症なのか。
この時期は辛いよなぁ。
僕も目が痒過ぎるので、一度眼球を取り出して、水洗いしたい。
咲-Saki- Portable
発売まであと少し。
公式サイトでは、ゲーム紹介ムービー(※音量注意)が追加されていた。
ステルス
咲とは直接関係無いけど、ステルスが現実のものとなる日も近いのかもしれない。
是非とも、マントだけではなく、鶴賀の制服も作って欲しいものだ。
夢乃マホ
タコス、のどっち、部長、そして咲。
マホは、清澄高校麻雀部員の打ち方を、次々にコピーしていった。
今回のサブタイトルを見て思ったんだけど「マホ」という名前は「模倣」から取ったんだろうか?
咲は、自分の得意技にして、代名詞でもある嶺上開花をマホに和了られ、動揺を隠せない。
卓下で握り締められ、震える咲の手。
マホやムロからは死角になっていたが、のどっちはそれに気付いていた。
東4局。
ここまで快進撃を続けて来たマホは、この局で2回目の嶺上開花を狙う。
ドラ
マホは、この手から、強引にを大明槓すると、嶺上牌に手を伸ばす。
そして――…、
「りんしゃん… ツモならずです…」
今度は盛大に失敗した。
戦々恐々として、事の成り行きを見守っていた咲は、この結果に安堵の溜息を吐いた。
さて、この大明槓のせいで、マホの手は役なしになってしまった。
一応、対々和や断幺の一向聴とも言えるけど、四暗刻まで狙えた手なのに勿体無い。
もっとも、僕だったら、三暗刻聴牌の時点で、リーチ打ってるけど。
しかも、マホがツモって来た嶺上牌は、のどっちへの当たり牌だった。
ロン ドラ
槓ドラもモロ乗りし、断幺一盃ドラ3赤1は12000点の放銃。
はムロが2枚切っているので、マホがカンしなければ、のどっちの和了目は非常に薄かった。
のどっちはマホに「安直なカンはしない方がいいって教えたはずです…」と言って、注意する。
何でも、マホは強い人がそばにいると、その打ち方を真似したくなってしまうらしい。
小さい子が、特撮ヒーローや、アニメキャラクターのごっこ遊びをするのと、似た様な心理か。
前局はマホ 嶺上できるかも って少し思ってしまったりしたです
そんなオカルトありえません
……あ、そこはキッパリ否定するんだ。
それと、のどっちがマホを呼ぶ時は「マホちゃん」なんだな。
てっきり、「夢乃さん」だと思っていたので、ちょっと意外。
のどっちによると、マホコピーが成功するのは、1日に1局あるかないからしい。
前回の部長は「1ゲームに1局」だと言っていたけど、もっと少なかったのか。
つか、読み返してみたら、タコスの牌譜は県予選1回戦の分しか無かったと言っているな。
という事は、部長が見たマホの牌譜も、その1ゲーム分で全てだったのだろうか?
さて、のどっちは更に話を続けようとしたが、そこにムロがフォローを入れた。
「マ… マホはこれでも頑張ってるんです!
プロのやってる教室に通ったり 毎日部室で遅くまで練習してるんです これでも!」
「これでも」を2回言ったのが気になったが、ムロの言葉にのどっちは「言い過ぎました」と謝罪した。
もしかして「プロのやってる教室」というのは、本誌ラブじゃんの設定を受けての事かな?
ともあれ、目に涙を浮かべていたマホも、自分の成長を見せようと、再びやる気を取り戻した。
南1局。
親番のマホは、配牌を取り終えると、意気込んでツモ山へと手を伸ばす。
あ~、初心者の時はやるよね、コレ。
なんて思っていたら、何とマホは「毎日かならず何かしらのチョンボする」のだとか。
毎日というのは凄いな。
タコスは「永遠の初心者」なんて言ってたけど、それはもう初心者とかそういうレベルじゃないんじゃ。
結局、マホが活躍したのは最初だけで、最終的には三半荘連続ラスという結果になった。
まぁ、当初の予想通りと言えば、予想通り。
マホ ムロ のどっち 咲 -32 -20 +42 +10 -41 +41 +10 -10 -43 -23 +66 ±0 ----------------------------- -116 -2 +118 ±0
全員の点数はこんな感じ。
大トップののどっちに対し、咲の成績は±0。
どうやら、マホの嶺上開花がショックだったらしく、終わった後は膝を抱えて縮こまってしまっていた。
部長と藤田プロ
この四校合同合宿が清澄主催となっていたのは、やはりカツ丼さんの都合だったらしい。
詳しい理由は部長にも黙っていたが、部長は心当たりを2つ挙げた。
「世界ジュニア」の全日本選抜候補選出か、それとも「秋の国民麻雀大会」か。
カツ丼さんが図星を突かれた顔をしていたので、どちらかが正解だったのだろう。
第57局で挙げられた対戦相手の名前からすると、前者っぽい気がする。
まぁ、まだ「国民麻雀大会」の詳細が分からないから、何とも言えないけど。
部長の目的
部長がマホを連れて来たのは、まずはまこの強化が目的だったのだそうだ。
県予選次鋒戦で、まこはデータのない初心者を苦手とする事が判明した。
初心者のデータを増やすだけなら、かおりん1人で良い。
だが、コピー能力を持つマホならば、初心者だけでなく、色々なデータを一度に集める事が出来る。
まさか、ここで、まこの覚醒フラグが立つとは思わなかった。
部長は「これで まこの幅が格段に広がるわ――!!」と言うが、まこは全国で活躍出来るのだろうか。
そう言えば、結局まこの能力は、マホにコピーしてもらえなかったな。
部長の目的の2つ目は、咲の気を引き締めるため。
だが、冷やし透華戦後を見ても分かるように、今の咲は強敵相手でも怯えない。
なので、「自己の領域を脅かす」マホを使い、咲と対戦させたのだそうだ。
相変わらず、色々と考えているなぁ。
なお、のどっちとタコスにも、後で別メニューを用意するらしい。
部長自身の特訓
部長は、自分自身が強くなるために、各校の強敵と打つ事を選んだ。
部長が最初に誘ったのは衣。
そこには透華もいたが、“冷やし”でないのを見て、華麗にスルー。
透華の評価って……。
次に部長が誘ったのは、かじゅだった。
いつの間にか、部長とかじゅは、名前で呼び合う仲になっていたらしい。
それを耳にして、動揺しまくりのモモが可愛い。
ここ最近、かじゅとモモは安定し過ぎていたから、こういうのは良いな。
この世の終わりみたいな顔をして、声ならぬ絶叫を上げるモモが面白過ぎる。
あと、最後のコマで、かじゅの右にいる黒い人魂(?)はモモなのか?
最後に部長が誘ったのはキャプテンだった。
合宿が始まってから、原作でも部長とキャプテンの絡みが増えて来て、嬉しい。
池田は不満そうな顔をしていたが、強敵との対局はキャプテン自身のためでもある。
黙ってキャプテンの背を押した辺り、モモよりも池田の方が大人だったかな。
何だか、キャプテンが未亡人、風越部員が再婚に反対する子供、部長が恋人に見えて来た……。
今回の部長は、フラグを立てまくってたなぁ。
しかも、咲の最終ページの隣がこれ(※閲覧注意)だった事に驚かされた。
今の部長には何人分のエンディングが見えているんだろう?
そこに辿り着くまでに、モモや池田に刺されない事を祈る。
なお、次号は休載で、次回掲載は4月16日発売号だそうだ。
4月24日に単行本第7巻の発売が決定したから、そっちの作業かな?
作者コメント
必殺! エピガロカテキンガレート!
作者も花粉症なのか。
この時期は辛いよなぁ。
僕も目が痒過ぎるので、一度眼球を取り出して、水洗いしたい。
咲-Saki- Portable
発売まであと少し。
公式サイトでは、ゲーム紹介ムービー(※音量注意)が追加されていた。
ステルス
咲とは直接関係無いけど、ステルスが現実のものとなる日も近いのかもしれない。
是非とも、マントだけではなく、鶴賀の制服も作って欲しいものだ。
コミック半冊分なら部長達の対局がちゃんと描かれるのか不安でしょうがない。
誰が勝つんでしょう?
久の悪待ちはキャプテンやかじゅには通用しなさそうな気もしますし、やっぱり衣が勝つんですかねぇ?
すごく順位予想がむずかしいですね!
個人的にはかじゅが好きなので勝ってほしいですが
予想は直感で1位久2位かじゅ3位キャプテン4位衣で
最後のコマが夜から朝にと描写されてるように見えるんですが…
こんな不思議っ子全国でも期待です!
言ってあげるべきですね
咲「カン!!」
和「そんなオカルトありえません」
とのことでしたが例の麻雀大会が団体戦だけでなく
個人戦も開催されることになったのはご存知でしたか?
当日先着100名らしいです
http://journal.mycom.co.jp/news/2010/03/19/002/index.html