週刊少年ジャンプ 感想

週刊少年ジャンプ 2011年44号 感想


クロガネ

　主人公が抜き胴で一本を返し、結果は引き分け。

　ところで、この主人公って、剣道の知識はどのくらいあるんだっけ？
　というのも、僕が授業で初めて剣道をやった時は、思いっ切り逆胴を打っちゃったもので。

　だって、野球のバットだって、テニスのラケットだって、右利きなら右から左に振るじゃん。
　『武装錬金』の説明を読むまで、どうして逆胴は駄目なのか、全く分からなかった。




　それはさておき、今回のレギュラーはどういう基準で選ばれたの？
　主人公と引き分けた筧はともかく、シドウに負けた由利もレギュラーになっているんだけど。




めだかボックス

　善吉は、安心院さんの話に乗り、めだかと敵対する道を選んだ。

　それを決めた善吉は、早速めだかに宣戦布告。



「お前は　間違っている。」


　今まで、散々「めだかは正しい」と言って来たのに、突然「間違っている」と意見を翻した善吉。
　でも、そのセリフの真意は「人間は正し過ぎたら駄目」という事だったらしい。

　もっとも、僕には、めだかのドコが「正し過ぎる」のか、まるで理解出来ないケド……。



　善吉が自分に敵対すると知り、何故かめだかは大喜び。



「そうかそうか！　善吉！　貴様もようやく私の敵に回るのか！！」

　……これが、いつも正しすぎる程に正しい人間の正しい反応なのか。善吉的には。
　ついでに、善吉の呼称も、「人吉庶務」から、再び元の「善吉」に戻った様だ。




　めだかに自分を引き止める気がない事を確認し、その場を去ろうとする善吉。

　だが、めだかに背を向けた瞬間、善吉は不意打ちを仕掛けられていた。



「はぁ？」
「善吉 貴様何を帰ろうとしておるのだ？
　この私に宣戦布告をしておいて！　ただで帰れるはずがなかろう？」


　……誰だよ、この女？
　幾ら何でも、キャラ変わり過ぎじゃね？
　更にめだかが「廃神モード」を発動させたところで、戦いは次回に続く。


　何というか、善吉とめだかが対立する過程が強引過ぎて、感情移入出来ないなぁ。
　安心院さんが話した、めだかが父親を殺した事があるという話も、どーでもいいし。

　親殺しといや、安心院さんが言っていた、人類三大タブーとやらをちょっと調べてみた。
　そしたら、本当は「親殺し、人喰い、××××」じゃなくて、「殺人、食人、近親相姦」なのね。
　殺人経験のあるジャンプ主人公は少なくないから、ちょっと限定して親殺しに変えたのかな？

　個人的には、親殺しよりは子殺しの方が、人類タブーに近いと思うけどね。
　子が親を殺し続けても種の存続は可能だけど、親が子を殺し続けたら絶滅するもん。
　でも、儒教の影響で、日本には20世紀末まで尊属殺人罪なんてものがあったんだっけ。


　閑話休題。
　単行本にあった、「箱庭学園で過去一度だけ出た死人」は、めだかの父親の事だったりするのかね？
　いや、正確には父親じゃなくて、「黒神めだかのもうひとりの父親」？
　悪平等ノットイコールといい、七億人の安心院さんといい、思わせぶりで何の説明もない単語ばかり増えていく。


　そうだ。
　単行本で思い出したけど、本体表紙の赤さんは素晴らしかったね。



　裸エプロン先輩万歳。




銀魂

　坂田金時登場。

　よく分からないけど、『BLEACH』ネタなのか？




HUNTER×HUNTER



　前回登場した十二支んの一人は、やはりジンだった。
　ジンは「亥」なのね。

　今時、「役不足」は正用だの誤用だの、嬉々として指摘する人間がいたら真性の阿呆だと思う。
　そもそも、他人にどうこう言うなら、まずは自分がマトモな日本語を喋れよ。何だその「→」？



　副会長のパリストンも登場。



　副会長も十二支んの一人だったのか。
　胡散臭くて、良いキャラだな、この副会長。



　ハンター協会会長選挙。
　投票ルールには、ジンの考えたものが採用された。

　……と言っても、新キャラばかりの選挙戦なんてどうでもいいな。
　最終的には、ジンかゴンが会長になるのかね？




黒子のバスケ

　仲間に支えられて、ゾーンの時間制限タイムリミットが伸びたとか言われてもねぇ……。

　そもそも、青峰が先にゾーンを発動したんだから、先に時間制限が来るのは当たり前なのでは？