賭博堕天録カイジ 和也編 感想

賭博堕天録カイジ 和也編　第２話　墓標


　予想に反し、カイジの墓は和也が用意したものだった。
　村岡社長とカイジが対戦すると聞いた時、自分とも戦う事になると考えたのだそうだ。
　カイジが坂崎の家を出てから、社長と勝負するまでに３日あったから、その間に作ったのか。

　この墓地にある墓は、全て和也との勝負に敗れた者たちの者。
　言ってみれば、和也のコレクションみたいなものか。
　その中で、カイジの墓を特等席に置いたのは、和也なりの敬意の表れだろう。


　今回は、カイジが勝負中に死んだ場合に「和也プロデュース」がどう処理するかを説明して終了。
　これまでも命懸けのギャンブルはやっていたのに、今更という気もするけど。
　そもそも、今のカイジは４億８千万も持っているのに、そういう事態になるんだろうか？
　いずれにしても、早くどういうギャンブルをするのか教えて欲しい。




　連載再開を機に、堕天録を読み返してみた。

　当時は気付かなかったが、第７話でデジカメやプリンターが描かれていたのには驚いた。
　どういうラストにするかは、開始時点で既に決めてあったたという事か。

　だが、やはり展開が遅いのが玉に致命傷だ。
　十七歩のゲーム説明が始まったのが第９話って。
　第７話のラストで、社長がUNOを出すところなんか要らないだろ。

　和也編もギャンブル開始までにそれくらいかかるのかな？