第9話 連荘
表紙
今号の表紙は小林立描き下ろしで、『阿知賀編』のヒロイン・原村和と、同じくラスボス・宮永咲。
威厳あるラスボスは、序盤と終盤くらいしか主人公の前に姿を見せないものだって、誰かが言ってた。
それはそうと、今号の『ガンガン』もなかなか見付けられず、コンビニ内をうろうろしてしまった。
しばらく探し回った結果、ようやく少女漫画と一緒に置いてあるのを発見。
この表紙のドコをどう見たら少女漫画だと……、勘違いしても仕方ないね、うん。
あれ、そうすると、僕は早朝から少女漫画を買いに来たと思われていたのだろうか?
いや、少女漫画もたまに読むし、そう思われたところで特に問題はないけどさ。
本編
今回の『阿知賀編』は、『ガンガン』のCMにもあった、このシーンから。
のどっちが自分を呼ぶ声に振り向くと、そこにはかつて別れた友人たちがいた。
CMを見てそうかなとは思ったけど、やっぱりこれはのどっちの夢なのね。
しかし、瞬時にそれに気付くなんて、のどっちは夢の中でも冷静というか現実主義者だというか。
この姿で夢の中に出て来るという事は、のどっちはまだ阿知賀の試合を見ていないのだろうか?
考えてみれば、中学時代の穏乃は麻雀から離れてたし、憧は晩成に行ったと思っているのかもなぁ。
阿知賀女子という名前に気付いたとしても、抽選会に出てたのは全く面識のない灼だし。
全国大会準決勝、先鋒後半戦開始。
席順は起家から、すばら先輩、怜、玄、照となった模様。
前半戦とは逆に、照がラス親というのは他3人にとっては最悪だね。
ん?
そう考えると、起家率の高いタコスって、照とは相性悪い?
それとも、1局だけとはいえ、自分の親番で照が見に回ってくれるからラッキーなのか?
トップを狙うのか、2着で良しとするのか、戦略次第で考え方も変わって来るか。
東1局 親:すばら先輩 ドラ:不明
前半戦では照魔鏡発動のために東1局を捨てた照だが、後半戦ではその必要なし。
3度目の「連続和了」を開始するため、初っ端から和了って来た。
ツモ
まずは、ツモのみで300・500。
序盤のノミ手で、一手変わりで平和や三色になるから、ダマでも不自然ではないか。
この牌姿では、単純に手変わり待ちなのか、何らかの制約上リーチ出来なかったのかは分からないな。
ここで、劔谷高校先鋒の3年・椿野さんと、副将で「8000オールで―――!!」の1年・森垣さん登場。
まさか、再登場するとは思わなかった。
彼女たちは地元に戻ったのかね?
それとも、まだ会場の近くにいるんだろうか?
考えてみれば、県優勝校のレギュラーは、個人戦に出場している可能性も高いんだよな。
本編で個人戦編があれば、阿知賀編に登場したキャラが再登場する事もあるかもね。
怜も、鳴いたり、鳴かせたりと工夫するのだが、宮永照の「連続和了」は止まらない。
500・1000、1000・2000、5800、2700オールと、照は5連続和了。
これでは、もう実力で照の「支配」自体を上回らない限り、対処しようもないんじゃ?
東4局2本場 親:宮永照 ドラ:
怜曰く、宮永照の打点上昇は積み棒に頼らないらしい。
そうなると、次の照の和了点は20符4飜より上、つまり最低でも9300点。
……って、あれ?
次は9600+600点で10200点じゃないの?
8700(+600)点の和了りなんてあったっけ?
そう思って調べてみたら、親の90符2飜が8700点なのか。
え~と、90*6=540、540*8=4320(4400点)、4320*2=8640(8700点)か。流石に暗記はしてないな。
2600オールの次として、咄嗟に8700+600点が出て来る怜に、感心すると同時に笑ってしまった。
この局、宮永照はを暗槓する。
そのカンで怜が思い出したのは、何と咲の事だった。
どうやら、衣を倒した咲の事は、千里山もマークしていたらしい。
得意技が嶺上開花だというのは勿論、照の親族だという事にも薄々気付いている様だ。
これは、準決勝終了後、千里山が阿知賀女子に清澄対策を教授するフラグになるのかね?
それはそうと、怜は船久保さんのこと、「フナQ」って呼んでいるのかよ。
言われてみれば、確かに「ふなきゅう」と読む事も出来るな。
もう、僕の中での呼び名も、「船久保さん」から「フナQ」に変わってしまった。
ホント、小林立って、キャラを読者に印象付けるのが上手いよね。
怜の警戒した嶺上開花はなく、照はフツーにリーチを打って来た。
嶺上開花でなかった事に怜は安堵するが、困ってしまったのは玄。
玄のドラ独占能力は、やはり槓ドラも例外ではないらしい。
ドラを切れない玄にとって、この手からの打牌候補はの4種のみ。
今巡は、スジか何かだったのかを切って凌いだ玄だが、次巡更にをツモって来てしまう。
玄は、残るの中では、最も安全そうなを切るが、それが照のリーチの当たり牌。
ロン ドラ
というか、照は待ちで、玄が切れるドラ以外の牌は全て当たり。
リーチ一通、ダブル点パネで50符3飜、9600点の2本場は10200点。
……僕、50符の一通なんて、初めて見た気がする。
これで照は、またしても6連続和了。
点数状況は、白糸台:188900点、千里山:85200点、阿知賀:67400点、新道寺:58500点。
何と、まだ先鋒戦だというのに、トップと2着とで10万点差が付いてしまった。
しかも、この後半戦は、全局を照一人が和了る、超パーフェクトゲーム。
前回、玄たちが気付いた、王者の弱点らしきものを突く隙もない。
もっとも、玄がではなく、やを捨てていれば、リーのみになる照は和了れなかったのかな?
でも、の内、どれが最安目かと訊かれたら、フツーはタンヤオの付かないだよなぁ。
―――と、ここで怜の回想スタート。
怜は、他家が長考した結果の打牌でも、やはり「1巡先」なら見えるらしい。
更に2巡先を見ようと意識を集中したところ、ちょっとだけ「何か」が見えたのだとか。
果たして、「1巡先」を超え、更に「もう1巡先」を見る事が出来るのか?
それを部活にて、試してみた怜だったが、
「もう1巡先」を見ようと意識を集中した途端、何やらヤバ気な雰囲気。
竜華のふとももが見えるという事は、怜は後ろに倒れたのかな?
「1巡先」は普通に見られても、「2巡先」まで見るのは負荷が掛かり過ぎるとか?
だとすると、怜は白糸台に勝つために、無茶しちゃいそうな感じだね。
アニメOPのこのシーンも、怜が倒れていくところなのだろうか?
もしも、怜が無理をして、試合続行不可能な状態になったら、どうなるんだろう?
暫定3着の阿知賀が、繰り上げで決勝進出なんて事があるのだろうか?
ともあれ、照が高校王者の肩書きに相応しい力を見せ付けたまま、次回に続く。
次の『少年ガンガン6月号』は、5月12日(土)発売。
発売日が土曜日だと、時間を気にせず、ゆっくり読めるから嬉しい。
ところで、怜はあの一瞬で、それが竜華のふとももだと分かったのか。
伊達に常日頃から、竜華に膝枕(腿枕?)してもらってないな。
特別付録
今号は、松実姉妹の水着ポスターと、
阿知賀編の携帯ストラップ付き。
なお、来月号も、ポスターと特製パスケースが付いて来るのだそうだ。
表紙
今号の表紙は小林立描き下ろしで、『阿知賀編』のヒロイン・原村和と、同じくラスボス・宮永咲。
威厳あるラスボスは、序盤と終盤くらいしか主人公の前に姿を見せないものだって、誰かが言ってた。
それはそうと、今号の『ガンガン』もなかなか見付けられず、コンビニ内をうろうろしてしまった。
しばらく探し回った結果、ようやく少女漫画と一緒に置いてあるのを発見。
この表紙のドコをどう見たら少女漫画だと……、勘違いしても仕方ないね、うん。
あれ、そうすると、僕は早朝から少女漫画を買いに来たと思われていたのだろうか?
いや、少女漫画もたまに読むし、そう思われたところで特に問題はないけどさ。
本編
今回の『阿知賀編』は、『ガンガン』のCMにもあった、このシーンから。
のどっちが自分を呼ぶ声に振り向くと、そこにはかつて別れた友人たちがいた。
CMを見てそうかなとは思ったけど、やっぱりこれはのどっちの夢なのね。
しかし、瞬時にそれに気付くなんて、のどっちは夢の中でも冷静というか現実主義者だというか。
この姿で夢の中に出て来るという事は、のどっちはまだ阿知賀の試合を見ていないのだろうか?
考えてみれば、中学時代の穏乃は麻雀から離れてたし、憧は晩成に行ったと思っているのかもなぁ。
阿知賀女子という名前に気付いたとしても、抽選会に出てたのは全く面識のない灼だし。
全国大会準決勝、先鋒後半戦開始。
席順は起家から、すばら先輩、怜、玄、照となった模様。
前半戦とは逆に、照がラス親というのは他3人にとっては最悪だね。
ん?
そう考えると、起家率の高いタコスって、照とは相性悪い?
それとも、1局だけとはいえ、自分の親番で照が見に回ってくれるからラッキーなのか?
トップを狙うのか、2着で良しとするのか、戦略次第で考え方も変わって来るか。
東1局 親:すばら先輩 ドラ:不明
前半戦では照魔鏡発動のために東1局を捨てた照だが、後半戦ではその必要なし。
3度目の「連続和了」を開始するため、初っ端から和了って来た。
ツモ
まずは、ツモのみで300・500。
序盤のノミ手で、一手変わりで平和や三色になるから、ダマでも不自然ではないか。
この牌姿では、単純に手変わり待ちなのか、何らかの制約上リーチ出来なかったのかは分からないな。
ここで、劔谷高校先鋒の3年・椿野さんと、副将で「8000オールで―――!!」の1年・森垣さん登場。
まさか、再登場するとは思わなかった。
彼女たちは地元に戻ったのかね?
それとも、まだ会場の近くにいるんだろうか?
考えてみれば、県優勝校のレギュラーは、個人戦に出場している可能性も高いんだよな。
本編で個人戦編があれば、阿知賀編に登場したキャラが再登場する事もあるかもね。
怜も、鳴いたり、鳴かせたりと工夫するのだが、宮永照の「連続和了」は止まらない。
500・1000、1000・2000、5800、2700オールと、照は5連続和了。
これでは、もう実力で照の「支配」自体を上回らない限り、対処しようもないんじゃ?
東4局2本場 親:宮永照 ドラ:
怜曰く、宮永照の打点上昇は積み棒に頼らないらしい。
そうなると、次の照の和了点は20符4飜より上、つまり最低でも9300点。
……って、あれ?
次は9600+600点で10200点じゃないの?
8700(+600)点の和了りなんてあったっけ?
そう思って調べてみたら、親の90符2飜が8700点なのか。
え~と、90*6=540、540*8=4320(4400点)、4320*2=8640(8700点)か。流石に暗記はしてないな。
2600オールの次として、咄嗟に8700+600点が出て来る怜に、感心すると同時に笑ってしまった。
この局、宮永照はを暗槓する。
そのカンで怜が思い出したのは、何と咲の事だった。
どうやら、衣を倒した咲の事は、千里山もマークしていたらしい。
得意技が嶺上開花だというのは勿論、照の親族だという事にも薄々気付いている様だ。
これは、準決勝終了後、千里山が阿知賀女子に清澄対策を教授するフラグになるのかね?
それはそうと、怜は船久保さんのこと、「フナQ」って呼んでいるのかよ。
言われてみれば、確かに「ふなきゅう」と読む事も出来るな。
もう、僕の中での呼び名も、「船久保さん」から「フナQ」に変わってしまった。
ホント、小林立って、キャラを読者に印象付けるのが上手いよね。
怜の警戒した嶺上開花はなく、照はフツーにリーチを打って来た。
嶺上開花でなかった事に怜は安堵するが、困ってしまったのは玄。
玄のドラ独占能力は、やはり槓ドラも例外ではないらしい。
ドラを切れない玄にとって、この手からの打牌候補はの4種のみ。
今巡は、スジか何かだったのかを切って凌いだ玄だが、次巡更にをツモって来てしまう。
玄は、残るの中では、最も安全そうなを切るが、それが照のリーチの当たり牌。
ロン ドラ
というか、照は待ちで、玄が切れるドラ以外の牌は全て当たり。
リーチ一通、ダブル点パネで50符3飜、9600点の2本場は10200点。
……僕、50符の一通なんて、初めて見た気がする。
これで照は、またしても6連続和了。
点数状況は、白糸台:188900点、千里山:85200点、阿知賀:67400点、新道寺:58500点。
何と、まだ先鋒戦だというのに、トップと2着とで10万点差が付いてしまった。
しかも、この後半戦は、全局を照一人が和了る、超パーフェクトゲーム。
前回、玄たちが気付いた、王者の弱点らしきものを突く隙もない。
もっとも、玄がではなく、やを捨てていれば、リーのみになる照は和了れなかったのかな?
でも、の内、どれが最安目かと訊かれたら、フツーはタンヤオの付かないだよなぁ。
―――と、ここで怜の回想スタート。
怜は、他家が長考した結果の打牌でも、やはり「1巡先」なら見えるらしい。
更に2巡先を見ようと意識を集中したところ、ちょっとだけ「何か」が見えたのだとか。
果たして、「1巡先」を超え、更に「もう1巡先」を見る事が出来るのか?
それを部活にて、試してみた怜だったが、
「もう1巡先」を見ようと意識を集中した途端、何やらヤバ気な雰囲気。
竜華のふとももが見えるという事は、怜は後ろに倒れたのかな?
「1巡先」は普通に見られても、「2巡先」まで見るのは負荷が掛かり過ぎるとか?
だとすると、怜は白糸台に勝つために、無茶しちゃいそうな感じだね。
アニメOPのこのシーンも、怜が倒れていくところなのだろうか?
もしも、怜が無理をして、試合続行不可能な状態になったら、どうなるんだろう?
暫定3着の阿知賀が、繰り上げで決勝進出なんて事があるのだろうか?
ともあれ、照が高校王者の肩書きに相応しい力を見せ付けたまま、次回に続く。
次の『少年ガンガン6月号』は、5月12日(土)発売。
発売日が土曜日だと、時間を気にせず、ゆっくり読めるから嬉しい。
ところで、怜はあの一瞬で、それが竜華のふとももだと分かったのか。
伊達に常日頃から、竜華に膝枕(腿枕?)してもらってないな。
特別付録
今号は、松実姉妹の水着ポスターと、
阿知賀編の携帯ストラップ付き。
なお、来月号も、ポスターと特製パスケースが付いて来るのだそうだ。
番外編でもヒロイン…
さすがやで
むしろ逆。
もう少し考えろ。
夢に咲さんがでてきたらあれこれ出来そうですね
実際の世界ならそれで良いんだろうけど
漫画的にはその展開は駄目な気がするw
かわいそうだな
あと今月ページ数少ないな
アニメ一話と連動しないのか