ずいぶん前に東京出張に来た札幌の友達が
千歳空港で買ったけど読み終わっちゃったから読む？
って言って置いていってくれた本で
主に家族がテーマの短編集です。
「夏」だから
ちょっと季節を逆行しているのだけど
これが泣けすぎちゃって
短編だから
すぐにクライマックスが押し寄せてきて泣きっぱなし。
しかも
こんなにたくさん短編が収まってるもんだから
繰り返し、繰り返し、号泣のスパイラル。
そのせいか
最近、家族と暮らしていたころの夢や
結婚していたころの夢を見て
何とも寂しいような複雑な気持ちで目覚めます。
ちょっと
話は変わって
今宵は
大学の先輩のMさんと飲みに行きました。
今年、私は40歳でMさんは80歳。
Mさんとは
OB会の世話役をした15年前からのお付き合いで
その頃のMさんは再婚したての新婚さんで
奥さんと住む賃貸マンションを探していました。
マンションには10年住んで
10年後には居心地の良い老人ホームを探すんだ、
なんて言っていたのだけど
15年経った今は
奥さんとお墓を探してるって言っていました。
一段階を飛び越えちゃってるけど
こういう予定変更もありだと思います。
骨壺で供養してくれるプランだと130万円かかるんだけど
ただ埋めてくれるっていう10万円のプランにしようと思うんだ。
あまった120万円あれば10回は旅行に行けるし。
あと20年は生きる予定だし。
当時は新婚だった奥さんと
今も変わらず仲良しで素敵だなぁ
私は、泣ける本を読んでるせいか、
冬が近いせいか、
最近さみしくなっちゃうんですよ。
結婚してた時、楽しいことも
いっぱいあったな、なんてね。
悪いことを忘れちゃうのかな。
良い思い出がいっぱい。
良い思い出があるって素晴らしいじゃない。
良い思い出は財産だよ。
良い思い出を含めて
全部が今の自分なんだから。
良い思い出があったからこそ
今の自分がいるんだから。
ってMさんの言葉。
うんうん。Mさん。
ありがとうございます。
私、今の自分、嫌いじゃないです。
明日からも頑張ろう。
明日からも未来の自分のために
良い思い出を作っていこう。
にほんブログ村
