語り・朗読の風景

皆様と語る「おはなしの世界」。私の宝物の時間。
一期一会。様々な場面への御依頼をありがとうございます。

夏休みおはなし会

2010年07月29日 | 季節(春夏秋冬)の行事

『みんなで聞こう!夏休みおはなし会』
日にち:2010年7月29日(木)
会場:子どもの家・
学童たけのこクラブ館内(栃木県宇都宮市)

栃木県宇都宮市にあります、子どもの家・学童たけのこクラブ館様より御依頼をいただき、
夏休みの期間を利用して開催されました『夏休みおはなし会』へ出演して参りました

学童たけのこクラブ館は、館のすぐ近くにあります栃木県宇都宮市立豊郷中央小学校の児童達が利用するために設けられた学童施設なのだそうです。普段学校が終わると、児童達はそのままこちらの館へ向い、1年生から6年生まで共に放課後や学校休日の時間を過ごしているそうです。御両親が共働きの子供達、学校が終わった後に家に誰もいない子供達等、親が迎えに来るまで、ここ学童で過ごします。「学童」という場所は、子供達の安全を第1に考えた安心できる場所でもありますね。"
現代社会では、こういった場所が重要な役割を果たしていると思いました。
学童は児童の数が多いので、学童の先生も沢山いらっしゃいました。又、学童の先生方の支援や指導だけでなく、保護者や地域の人達の協力も得ながら運営がされているそうです。今日のおはなし会にも、沢山の子供達の他に、沢山の大人の方々も足を運んで下さっており、子供達の様子をしっかりと温かく見守られていましたよ☆ そんなふうに、大人の方々に守られた場所だということが良く分かり、親も子も安心して通える場所として信頼があり、長く開設されているのだな
と思いました


夏休み☆ 元気い~っぱいの学童たけのこクラブ館のみなさんと

カメラが色んなところにありました記念のその1枚^^

さて☆ 「学校」という大きな社会から解き放たれた子供達^^ 学校とはまた違った環境の中、それはそれは伸び伸びと、夏の暑さも何のその!元気いっーぱい!!^^丁度今は夏休みということもあって、普段の倍の元気の良さだったのではないでしょうか そしてこの場所には、仲間がい~っぱい^^ 仲間達と過ごす時間、その中で学ぶことも多いのではないでしょうか。
お聞きしましたところ、児童達が通う栃木県宇都宮市立豊郷中央小学校様の歴史は、なんと100年!学童館の歴史は、なんと50年にもなるのだそうです!初めて館に入った時、建物の佇まいや踏みしめる廊下の趣から、そのような歴史を肌で感じられるようでした。" 今回そのような長い歴史のある学童様よりお声をかけていただき、又、その歴史の1ページへ呼んでいただけ、児童達の夏の一時に「朗読ステージ」を作って下さいましたこと、大変嬉しく思いました!!
学校では、よく保護者やボランティアさん達による読み聞かせやおはなしの時間はあるそうなのですが、「学童」という場所へ、外部から人を呼んで企画を開催したのは、今回が初めてのことだったのだそうです。光栄でした!
元気いっぱいの子供達と一緒に夏休みの一時を過ごせて、私も楽しかったです!!

今日の会の前には、とても驚いたこと、とても嬉しいことがありました!!「夏休みおはなし会」を今日の日までずっと待っていてくれた子供達、いつもとは違う時間に、わくわく楽しみにして下さっていたのか、児童達は皆遊びをやめて、先生の指示もありませんでしたのに、ちらほらと、そして気づけば皆揃い、なんと☆ 夏休みの自由な行事ですが、会が始まる30分も前から、全員がきちんと列に並んで広場に座って待っていて下さったのだそうです;;!! 学童の先生からこのことをお聞きした時、児童達の気持ちに大変感心して、同時になんだか胸がじ~んとして、私は心があたたまり、大変嬉しかったです;;!!”

今日は、2つの物語を読みました☆彡
1つ目は、心温まる現代童話。2つ目は、夏と言ったら怖いお話 !! 日本の代表的な民話でもあり、落語や講談でもよく語られることが多い『飴買い幽霊』というお話。この日のために新作を用意して参りました『飴買い幽霊』は、日本の怪談話に分類されますが、いつの時代も変わらぬ不変の真理や愛情があり、最後は心温まるような、そんなお話です
1つ目のおはなしの時間のこと。3年生のある男子が、ぼろぼろと沢山の涙をこぼして、ずっと泣きながら物語を聞いていのだそうです
" 私は、朗読後に保護者の方々からお聞きしました。今回最初にお声をかけて下さった方々も、私に色々お話して下さいました。" 会場を暗くしていたので、私ははっきりと表情は見えませんでしたが、確かに、何度も顔を拭っているような男の子が1人いて、泣いているように感じていました。" おそらくその子だったのだなと思いました。あの時、本当に泣いていたのですね。" ・・周りの大人の皆様からのお話からも、どうやら、私が語らせていただきました物語と、その男の子の′今’の気持ちが重なったようで、色々な事を思って聞いてくれていたということが分かりました。" 彼が現在どのような心境なのか心配にもなりましたが、でも、お話を聞いて、色々なことを思ってくれて、自分なりに色々なことを考えてくれて、感じてくれて、それが沢山の涙になって溢れ出ていたのかもしれません。" その児童が何かを感じてくれたこと、「語り」を通して、その児童に何かを届けることができたのかもしれない・・・!! と、そう思うと、その時、今日こちらの学童へ来ることができて、本当に良かった、あなたに会えて良かった、ありがとう!と、そう思えました。"
―― 「朗読」は、言葉を語り、物語を紡ぐ表現ですが、「音楽」(歌・唄・演奏)にも似て、1つのコトバや言の葉の綴りから、沢山のことを想像したり、想ったり、考えることができると思います。それは、誰かの言葉ではなく、自分自身の言葉や思いを重ねて、自分の声で聞くことができ、絵や文字のようにしてはっきり目に見えるものは、どこにも何もないですが、自分自身の心で感じたり想像したり描いたりすることができるものだと思います。そういったところが、「朗読」の豊かな魅力の1つでもあるのではないかと思いました
・・・そんなことを、その男の子の溢れ出た涙から、改めて、感じることができました。"

他の児童達も、楽しくおはなしを聞いて下さっていて良かったです!!♫ とにかく今日は元気いっぱいの児童達から沢山のエネルギーを頂いて帰ることができましたよ^^ そうそう、会の後、私の持っていた朗読台本に、子供達は興味深々でした
きっと・・、中に何が書かれているのか?どうなっているのか?と、不思議で知りたくなったのかもしれませんね^^ それから女の子達は、私の衣装や髪飾りなんかにも興味を持ってくれていましたよ 朗読後、私のもとへ駆け寄って来てくれた女の子達、私のおはなしを気に入ってくれたようで、「また絶対来てね!」「また聞きたい!」 さらにはなんと☆「今度はもっと長いおはなしも聞いてみたい!」 と言ってくれました。私は、凄く嬉しかったです!
「みんなありがとう!!私も、またみんなに会いたいです。またいつか会える日を楽しみにしていますね!!☆彡」

それから今日は、宇都宮市の学校で読み聞かせのボランティアをされていらっしゃる方々や代表の方ともお会いしました。大人の皆様も、今日の時間を喜んで下さり、良かったです!会では色々とお手伝いも下さり、ありがとうございました!!


今回最初にお声をかけて下さいましたのは、釜井様という方です。新聞で私のことを知って下さり、以前には、栃木県小山市立桑公民館様で開催された『第1回お話しコンサート』へ足を運んで下さり、その時から私の「朗読」をとても気に入って下さっています 御夫妻でずっと私の活動を応援して下さっていて、以前から御二人の住む宇都宮市の方へも来てほしいと思っていて下さったのだそうです。そして、今回その機会に恵まれました。学童へは、釜井御夫妻のお孫さん達が通われていました。釜井御夫妻様は「夏のおはなし会」を子供達に喜んでもらいたいと、今日の日まで学童の先生や保護者の皆様と共に色々一生懸命に考えて下さって、御準備下さっていました。" 今日のおはなし会の後にも、これからまた何か会がある時は、是非是非駆けつけたい!と、そう力強くあたたかいお声をかけて下さいましたとても嬉しいお言葉です!
とても素敵な御夫妻でいらっしゃいます
いつも応援をありがとうございます!

今日私が上がらせていただきました学童館内のテージは、お声をかけて下さった釜井御夫妻をはじめ、学童の先生方、保護者の皆様等、主催皆様が協力して作って下さったものでした 子供達に喜んでほしい!という、皆さんのお気持ちが伝わってくるような、手作りのあたたかなステージとなっていました ステージの脇には、大きな生け花を飾って下さったのですが、それらはなんと☆ 釜井様の奥様が、今日のステージのためにと、朝早くから御自宅近くに咲いていた花々を摘んで来て下さったものだったのでした!!
きれいでかわいらしい趣の黄色の花々やねこじゃらし等、大きな花瓶に沢山生けられて華やかに、そして元気な子供達がいる学童にぴったりの明るい色の花々、見ているだけで元気をもらえるようで、まるで太陽の光のように夏らしくて素敵な趣きに飾られていました このようなあたたかなお心遣いに、私はさらに嬉しかったです!ありがとうございました!!
学童を運営されている皆様のこのような支えがあって、
今日は子供達に喜んでいただけた夏の楽しいひとときとなりました


そして後日のことです・・・、皆様から、家の方へお手紙&絵の贈り物がファイルいっぱいに届きました
その中には、会の日にはお休みしていた生徒さんからのお手紙まで入っていましたよ☆
「また来て下さい」「もっともっと沢山お話を聞きたい」・・・ そんな嬉しいメッセージが沢山;;
子供達が色とりどりの絵と一緒に一生懸命書いてくれた姿が見えました。”
学童の先生からもお便りをいただけました。お便りより「子供達の願いが叶えられれば幸いです。」とのお言葉でした。
嬉しい!皆さん、ありがとうございました!!またいつか皆さんとお会いできる日を楽しみにしております


今回最初に「おはなし会」へお声をかけて下さいました釜井御夫妻様、今日の日まで「夏のおはなし会」のことを一生懸命に考えて下さり、そして夏のお花いっぱいの素敵なステージを作って下さり、このような素敵な機会を作って下さり、沢山のお気遣いまでいただき、本当にありがとうございました!!色々お世話になりました。御二人のお気持ちに感謝致しました。そして、応援ありがとうございます そして受け入れて下さいましたたけの子クラブ館の学童の先生方や職員皆様、今日はお世話になりました。元気いっぱいの子供達がいる皆様の館へ伺えて嬉しかったです 沢山お手伝い下さいました読み聞かせボランティアの皆様、子供達を温かく見守って下さいました保護者の皆様、今日は色々お世話になりました
皆様とまたいつかお会いできます日を楽しみにしています♫
学童たけのこクラブ館の皆様の益々の御活躍をお祈り申し上げます☆彡


Photographer主催子どもの家・学童たけのこクラブ,
栃木県宇都宮市立豊郷中央小学校

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福祉施設慰問

2010年07月06日 | 敬老感謝会

『おはなしと歌の世界へ』
日にち:2010年7月6日(火) 時間:午後2:00~午後3:00
 会場:医療法人信誠会介護医療院苅部太陽・レクリエーションルーム(栃木県小山市)


栃木県小山市間々田にあります介護療養型老人保健施設、苅部太陽の家様からの御依頼で、
小山市内の音楽スタジオ、スタジオK様よりお声がけをいただき、「苅部太陽の家」様の会へ朗読出演して参りました

今日、「苅部太陽の家」様では、七夕会と7月生まれの方の誕生日会を兼ね揃えた盛り沢山の素敵な会が開かれました
私は今回、この会のゲスト出演者として御依頼をいただきました⋆^^⋆


施設のおじいさんやおばあさんをはじめ、御家族の方や施設の職員の皆様、御来賓の方々等、広いフロアーい~っぱいでした~♪ そして今日、沢山の皆様の中には、なんと7月で100歳を迎えられた方がいらっしゃっいました!!
皆大きな拍手でお祝いしました☆


賑わいだお誕生日会の後、皆様との語りのひとときです・・・。


朗読 『お花地蔵』 (栃木県の昔話・発祥地不詳)  


栃木県の昔話『お花地蔵』を語らせていただきました。
このお話に出会った時、何か心に響きました。
‘お春ばあさんと、孫のお花の物語・・・。’
今日、栃木のおじいさんとおばあさんと一緒に、この栃木の民話を語りたいと思いました。
そして、「お誕生日おめでとうございます」の気持ちを込めて、心いっぱい語らせていただきました
皆さん、一生懸命真剣に、私の朗読に耳を傾けて下さっていました。中には、身を乗り出すようにして聞いて下さっていた方、目を輝かせながらにこにこ微笑んでいた方、面白い場面では、大きな声で素直に笑って下さった方もいました。
皆さんの表情から、皆さんへ何か伝わっているということを心に感じました。私は、とてもとても嬉しかった!!


それから☆

朗読の前後には、おじいさんとおばあさんへ御挨拶をさせていただきました。


それから今日は、朗読の後の第2部では、小山市でライブ活動をされている原崎さんという方のギター弾き語りの時間もありました。皆さん、知っている曲が流れると、リズムに合わせながら手拍子されたり、一緒に歌ったりされていましたよ♫
朗読も、ギター弾き語りも、楽しんで聞いて下さっていました



最後に、「太陽の家」の皆様から沢山の拍手をいただくことができました。
そして、会の後には、なんと☆おじいさんとおばあさんより、心温まる御礼の御挨拶と、素敵なプレゼントまでいただけました。皆さんと楽しい一時を過ごすことができたらと思って伺わせていただいたので、御挨拶までいただけましたこと、その御礼の言葉内容を聞いて、楽しんでいただけ、皆様の元へ何かをお届けすることができたということを実感できて、本当に嬉しかったです!
太陽の家に来られて、皆様とお会いすることができて、本当に良かったと思いました。そして、またいつかこちらへ伺えたらいいなと、そう思いました。
そうそう^^「おねえちゃん、おねえちゃん」と、私のことをとても気に入って下さったおばあちゃんがいらして、会終了後は、その方と沢山お話しました。にこにこと素敵な笑顔のおばあちゃんでした^^ なんだか懐かしい嬉しい一時・・・、私の心も温まった、楽しい一日となりました。
「おじいさん、おばあさん、いつまでもお元気で長生きして下さいね☆彡」


楽スタジオ・スタジオKの篠田様、この度は素敵な場所へお声がけ下さり、又、クリアで素敵な雰囲気の写真を沢山撮ってプレゼント下さり、ありがとうございました 朗読録音やホームページの立ち上げでの御協力をはじめ、このような記念に残る機会をいただけましたこと、感謝致しました。” それから、ギター弾き語りで御出演された原崎さん、今日はお疲れ様でした!!
そして、この度御依頼を下さいました太陽の家の職員の皆様、少しの間でしたが、お世話になりました。皆様の素敵なひとときへお招きいただき、会終了後にはメッセージまでいただき、ありがとうございました
いつかまた皆様にお会いできますことを楽しみにしております☆彡


Photographer:音楽スタジオ・サウンドスタジオK
主催
:医療法人信誠会介護医療院
苅部太陽の家

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