語り・朗読の風景

皆様と語る「おはなしの世界」。私の宝物の時間。
一期一会。様々な場面での御依頼をありがとうございます!

国民文化祭・山梨県

2013年09月08日 | 国民文化祭

満員のお客様の熱気溢れる中、フェスティバルは終了致しました!!
『第28回国民文化祭 やまなし2013「朗読フェスティバル~甲斐を読む~」』出場!
日にち:2013年9月8日(日) 時間:午後1時30分~午後4時
会場:山梨県甲斐市立竜王図書館・視聴覚

「~富士の国やまなし国文祭~
― 文化の風とあそぶ みつめる・こえる・つなげる ―
ことばと心を声にのせて ひびけ甲斐の国から
緑豊かな自然と歴史ある甲斐の国より、ゆかりのある文学を通して、人々が集い、交流をはかり、
朗読の魅力を全国に発信します。


山梨県で開催されました、文化庁主催『第28回国民文化祭・やまなし2013「朗読フェスティバル~甲斐を読む~」』
 出場して参りました 以前からずっと、もし近隣の県で国民文化祭が開催され、プログラムの中に「朗読」の部門があったら、是非参加してみたいなと思っておりました。そして今年、「山梨県」で開催されることを知り、更には、なんと「朗読部門」があることを知り☆ その機会に恵まれました!! 私は個人で活動しているので、もちろん自ら一般応募をさせていただいたのですが、毎年『国民文化祭』は大人気!一般応募とはいえ、部門ごとに参加人数が限られており、又、今回のように外部から応募させていただくには、事前の審査というものがありました。応募後、文化祭実行委員会様へ様々な書類を1つ1つ提出する中で、条件等に満たされている者かどうかを選定する事務局様とのやり取りがありました。
そして、その結果☆ なんと有り難いことに、審査が通り、正式に国民文化祭のステージへ立つことができました
自ら応募をして、朗読のステージに立つ!このような経験も、とても新鮮で楽しかったです!!

山梨の駅に降りると、なんとも清々しい風が吹き渡っていました。澄んだ風に、なんだか私も透き通っていくようでした・・・。外を眺めると、すぐそばには広大な山々。どこまでも広い空はすぐ近くに、空にたちこめる大きな白い雲達は黙々として、何かを秘めているようでした。山や空から流れてくる美しい空気を吸い込んで、美しい自然に、晴れやかな気持ちで会場へ向かうことができました。


国民文化祭は、山梨県の様々な会場にて、様々な部門のステージが盛大に開催されました
そのような中、今日の
「朗読フェスティバル」の会場となりましたのは、「甲斐市立竜王図書館」。
図書館は、
斐市役所竜王庁舎のすぐ傍、同じ敷地内に在るということで、駅から会場までは市役所行きのバスに乗りました。バスを降りると、わ~☆目の前には、立派な造りの市役所が構えていました!! 市役所を眺めた後、その先を少し歩いていきますと、いよいよ、別の建物が!! 遠くから見ると、一瞬レストランのようにも見えたおしゃれな雰囲気のする綺麗な図書館でした♬

  
ステージは、図書館の視聴覚室にありました。会場に着いてから、わくわくどきどき、視聴覚室の中へ入らせていただきましたら、なんと☆まるで映画館や劇場ホールのような素敵な空間が広がっていました!!


朗読フェスティバルは、竜王図書館様をはじめ、国民文化祭実行委員会の皆様に支えられてスタートしました
出場者は、49名。山梨県からの出場者が多数で、近県では、長野県から出場された方も数人いらっしゃいました。
そして稗田遼子は、朗読フェスティバル最後の出演者となりました
今回の国民文化祭の舞台は「山梨県」ということで、朗読フェスティバルで朗読する作品の内容も、「山梨県」に関係する作品という課題がありました。そこで今回私が選ばせていただきましたのは、山梨県に伝わる民話。
竜王図書館の在る場所でもあります、「竜王」という地域に伝わる伝説です。
是非、この地の物語を、この地の人と共に語りたい、と思ったからです 
皆様のために、ずっとあたためてまいりましたので、私は今日の日をとても楽しみにしていました*^^*

そして今日、会場席は、最初から最後まで、満席でした!!!
ステージに上がった時、会場いっぱいに広がるお客様の熱気に、国民文化祭の盛り上がりを肌で感じることができました



朗読 『おん・らん・ばん ~竜王水伝説~』 (山梨県・竜王の伝説/アレンジ作:稗田遼子) 

とおい むかしのことだ。
秋ぐちになると、きまって 大雨が 降り
南東からの 大風が 吹いた。

 
ずうっと ずうっと むかし。まだ 甲府盆地が 広い沼だったころ、竜王は、そこに 住んでおったのだそうだ。

 
・・・ そこで禅師は、目が 覚めた。不思議な夢を 見たものよ、と思いながら、朝早く、禅師が 庭に 出てみると、どうだろう。

 
本堂の前の近くに、きれいな水が こんこんと 湧き出ているではないか。


朗読後、お客様から、熱い大きな拍手をいただくことができました!!
前出場者からの、最後のバトンを受け継ぎ、山梨県の物語を、最後の朗読者として、精一杯語らせていただきました!!
この日、「国民文化祭」という名のステージのもと、何より、熱心にお話を聞いて下さったお客様の‘まなざし’が、私の心に響きました。" 山梨の皆様のあたたかいお気持ちが、私の心にじ~んと伝わってきて、その温度を肌で感じ、とても嬉しくて・・・、なんとも心いっぱいの時間となりました "


―― フェスティバル終了後・・・、竜王図書館の館長様より、会場にお集まり下さったお客様へ御礼の御挨拶の時間がありました。私も会場内でお話を聞いておりました。そのお話の途中のこと・・、「稗田遼子」の名前が突然登場@@!! フェスティバルの最後の御挨拶の中に、まさか自分が登場するとは思っていなかったので驚いてしまいましたが、そのお話の内容は、私が語らせていただいた竜王の物語とその朗読を皆様に喜んでいただけたということで、それらの感想を交えたお話を、皆様へお話して下さいました!! 私自身、今日の晴れのステージが大変嬉しく、そして、山梨県という素敵な県へ伺え、「朗読」を通して、山梨県の皆様とお会いできたことが嬉しかったですのに、そのように皆様の前で感想までいただけ、大変光栄なことでした。” 又、会の後、山梨弁がとても上手ねぇと褒めていただけたことも嬉しかったです*^^*


 
朗読フェスティバル終了後、今回の大きなタイトル 『甲斐を読む』 と大きく書かれた垂れ幕の前で記念の一枚。
そして、出場者全員で記念撮影を撮りました。
皆様と同じステージに立たせていただけましたこと、感謝致しました。


それから☆竜王図書館の皆様や国民文化祭甲斐市実行委員会の皆様と立派な生け花の前で記念写真を撮りました♫
とても面倒見が良くて、なんだか、初めて会った気がしないぐらいフレンドリーな皆さんとの一
時、とっても楽しかった^^ 皆様の笑顔を見て、改めて、今日ここへ来ることができて良かった、山梨の地で山梨の物語を語ることができて、この地で生活する方々と共に語ることができて良かったと、そう思いました!帰る時も、実行委員会の方が、私が帰りのバスに乗ってからバスが出発するまで、ずっと見送って下さいました 他県から伺った者として、最後まで、皆様のお心遣いに有り難く、とても嬉しかったです今日は、山梨の皆様の沢山のあたたかいお心をお土産に帰ることができました*^^*


帰り道、甲斐の広い空を見上げると、どこからか・・美しい竜の声が聞こえてくるようでした・・・。

そして今日、竜王町の清らかな風が、とても私の心に染み入りました "


後日のことです・・・。なんと☆「第28回国民文化祭甲斐市実行委員会」様より、個人宛てにお手紙が届きました
『国民文化祭』でしたので、個人的に「お手紙」までいただけると思っていなかったので驚きました!! 早速、拝見させていただきましたら、「朗読フェスティバル実行委員会」の皆様はじめ、足を運んで下さったお客様、あの日お集まりいただけた山梨の皆様に「山梨の民話」の「朗読」を、とても喜んでいただけたようで、「御礼のお手紙」をいただくことができました このような沢山のお言葉をいただけ、何より「朗読」を喜んでいただけましたことを、改めて感じることができ、文字にして私に伝えて下さったこと、私は、凄く嬉しかったです!!さらには、思い出いっぱいの沢山のお写真も同封下さいました。お写真を沢山撮っていただいていることを知らなかったので、記念になりましたし、サプライズのようでとても嬉しかったです!こちらこそ、このようなお気持ち、お心遣いを、本当にありがとうございました!!

それからまた後日のことです・・・、なんと今度は☆素敵な「
本」の贈り物が家に届きました
今回の『国民文化祭』では、開催の「山梨県」で御活躍されている山梨県出身の作家様
も、実行委員会の一員として文化祭を盛り上げるために御協力下さっていました。実は、私が出場させていただいた『朗読フェスティバル』は、後半の第2部でした。前半には第1部があったそうで、他会場にて「朗読劇」が開催されていたそうです。又、国民文化祭のプログラムには、市民芸術ホールで開催された「演劇の祭典」という大きなステージもあったそうです。朗読劇も演劇も、山梨県を舞台に描かれた物語。その両方の大作の原作・脚本を手懸けられていた方というのが、山梨県出身の作家「濃野初美」さんという方でした 濃野さんは、『朗読フェスティバル』の後半でもお手伝い下さっていました☆ 初めて山梨県に伺った私は・・、濃野さんの御名前はじめ、濃野さんが作家さんということも知らず、会場では楽しくお話しさせていただいていたのですが、とても気さくな方でした^^『朗読フェスティバル』後のことです、濃野さんが、再び、私のところへ駆け寄って来て下さいました!! 私の「朗読」を大変気に入って下さったそうで、その後、「是非本を贈りたい!!」 とのお言葉をいただいておりました。その時に濃野さんが、今回の『国民文化祭』の脚本を担当されていたこと、普段「本」を書いていること、「作家」さんであるということを知りました そして後日・・・、約束の通り、作家「濃野初美」様より、「本」が届き、私は、大事に受け取らせていただきました。作品の題名は、『踊り猫 異本甲斐のおとぎ話』 わ~☆ おとぎ話☆ 面白そう^^ こちらの作品は「第27回中村星湖文学賞」という立派な賞を受賞された作品でした!! このような素晴らしい作品を届けて下さり、貴重なものを頂くことができ、有り難く、光栄でした。"
又、さらにその後には・・、濃野さんより年賀状まで頂き、「稗田さんのあの日の艶姿がきれいでした。」とのさらなるお言葉までいただくことができました 濃野さん、この度は沢山のお気持ちをありがとうございました!!嬉しかったです!濃野さん、これからも頑張って下さい☆彡 濃野初美様のこれから益々の御活躍を御祈り申し上げます


山梨県甲斐市実行委員会の皆様、この度は、他県からの出場者を快く受け入れて下さり、初めの書類のやり取から最後まで、1つ1つ丁寧で、誠意ある対応をいただき、誠にありがとうございました!!色々お世話になりました 山梨県甲斐市立竜王図書館の皆様、今日の日を、出場者全員を、あたたかく迎えて下さり、会場を御提供下さり、ありがとうございました!!会の最後には皆様の前にてお言葉までいただき、光栄でした。今日一日、お世話になりました
そして、皆様、国民文化祭、大変お疲れ様でした!!「
朗読フェスティバル」を通して、このように、素敵な甲斐の皆様とお会いすることができて、とっても嬉しかったです!また‘甲斐の国’へ遊びに行けたら嬉しいです♪
いつかまた皆様にお会いできます日を楽しみにしております!
皆様の益々の御活躍と御発展を御祈り申し上げます☆彡



事務局:第28回国民文化祭甲斐市実行委員会
(甲斐市教育委員会生涯学習文化課内、山梨県甲斐
市立竜王図書館)
Photographer主催:文化庁,山梨県,山梨県教育委員会,甲斐市,甲斐市教育委員会,
山梨県芸術文化協会朗読部門,第28回国民文化祭山梨県実行委員会,
第28回国民文化祭甲斐市実行委員会 

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