梨ママ日記

兵庫県丹波市春日町にある観光農園 春日農園。そこの梨ママが綴る日々

拝啓 かわいい梨の子どもたちへ

2020-05-06 21:50:00 | 日記
こんにちは、梨ママです。
ゴールデンウィークも終わりますね。
春日農園は袋掛けウィークでした。

先日の雹の被害は思いの外ひどいものでした。
大きく成長しているものほど傷がひどくて可哀想でした…




梨ママの愛読書の一節に
「創造物が…共にうめき、苦痛を感じている」
と ありましたが、梨パパも梨ママも、そして梨たちも
まさに「うめき」の三重奏でした。

雹で大怪我をした梨の子どもを梨ママが取っていき、
梨パパが生き残ったものに袋をかけていきました。
単なる作業として感情を入れなければ楽で早いのでしょうが、
梨ママの性格で、雹が降ってきて梨の子どもたちに当たった時に
「梨たちはどう感じたのかなあ?とか
「この何枚もの葉っぱが重なってこの子は無事だったんだ、良かったね!」
レースの様になった葉っぱたちに「ご苦労様 !」とか声をかけたり、
(今回は こっちの方角から風が当たったんだ…)とか考えて
作業が遅れて困ります。

今の感染症の影響で生活に影響を受けておられる方々、ストレスを感じておられる方々は
まさに雹の被害を受けた梨の子どもたちのようです。
梨が一日、一日、太陽の光と豊かな土壌で成長していくように、心に傷を負っても
もう一度、心に栄養を注入して一日、一日大切に過ごしていきたいですね。
梨ママでした。