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麗澤の杜から『日々是探究』

企業勤務から民間人校長として奉職(14年間)。2025年度より学校現場を離れて、新たな社会貢献の道を探究します。

5月1日「凝念」アンケートから 中1生・中2生

2024年05月04日 05時38分42秒 | 日記

今週の水曜日、新年度では初めての「凝念」を行いました。生徒諸君から、アンケートでいろいろな声が寄せられたので、次回以降に活用いたします。ただ1か月先になるので、皆がどのような受け止めをしたのか。ここでその一部を紹介したいと思いますが、まずは1年生と2年生の感想から。やはり1年生は全く初めてのことだったので、戸惑いはあったようですが、すぐに勝手は分かったようですね。上のスライドの他、「『凝念』はただ心をおちつかせるだけではなく、色んな意味があることを知りました」といった声がありました。一方、中2生は上級学年になったことの、自覚が感じられる記述が少なからず見られました。下のスライドにあるように、1年生のことを気遣ったり、学校の評価といったところまで気持ちが及ぶのは、2年生ならではと言えるでしょう。なお、アンケートについてはまったく手を入れず、生徒が書いてくれた文章をそのまま載せています。

さらに次のような文章も印象に残りました。「学校生活が進んでいくうちに生活の乱れ・いじめとか、楽しいことも増えていくけど嫌な思いをする人たちも増えてくることがわかり、学校生活が慣れてきても生活習慣の乱れがないようにする。学校外で一般の方に迷惑をかけてしまうのが学校全体で増えてきてしまっているので、みんなが気をつけながら生活をする」。「スライドもあってすごく聴きやすくてわかりやすかった。いじめに対しての定義などは初めて聞いたし、そんなものがあったんだなと感心した。いじめなどに対しては大人の教育せいで子供が苦しんでたり、無意識のうちのことがあるから、先生も保護者もちゃんと聞いて対応してくれることを願っている。大人より子供の方が考え方が柔軟だったりするから、大人より子供社会の方が発展してたり大人なところがあるんじゃないかなと思った」。ここに書かれているいじめの定義というのは、文部科学省から発信されている文章を紹介したものです。中学生段階なので、しっかりと押さえておいてほしいと思い、講話の中に入れました。

そして動画で紹介した「スマホ認知症」についても「スマホが小さい時から近くにある時代だから、みんな少しずつスマホ認知症になってそうで少し怖くなった。今回みたいに言葉で言われると重大さがわかり、スマホをいじらない時間を増やそうと思った。善良な市民になれるように、自分で努力する」。こういった自覚を表わす声も何人かありました。そして、少し驚いたのが11の決意を書いてくれた生徒がいたことです。「スマホの使い方の見直し~そのために図書館でスマホについての本を読む」「頭の中をスッキリ整理するためにもスマホの使用を最低限に抑えたり、ルールを決め守る」ことなど。「府中に在学する生徒としての意識を持ち、私は国分寺からバスなので優先席は必要とされている方に譲るなど、最低限のことを進めていく」といったことなど、とても頼もしく思います。こうした機会を、今後の学校生活に上手に生かしてください。

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