
先日の開星高校が登場した甲子園球場の一戦、私自身は言ってみれば今は部外者ですから、妻と2人でバックネット裏で観戦しようと思っていました。10年前に専大松戸の試合を見に来た時、やはり第一試合だったのでスタンドは空席が目立ち、簡単に入れたのです。そして尼崎から球場へ向かうタクシーの中で、運転手さんが「昨日も第一試合から混雑してましたよ」と聞いたので、念のためにとチケットサイトにアクセスをすると…なんと3日先まで全試合が完売! が~ん…ここまで来てテレビ応援では悲しすぎるので、試みに松浦教頭に電話をしてみました。するとアルプススタンドにブラバン部隊を誘導しているとのこと。「私はこれからスタンドに向かいますが、岡先生と田中先生がいるので、声をかけてください」ということで、図らずも先生方と再会を果たしました。
小山内校長へ挨拶に伺った後、懐かしい先生方とも言葉を交わすことができたのは、結果的には幸運だったと言えるでしょう。私どもは応援団とは離れたところに席を取りましたが、すぐ後ろには笑顔を向けてくれた当時の野球部員たちがいて、皆さんと一体となって声を挙げました。朝一番とはいえ、強烈な日差しが照り付ける中、氷を入れた大型水筒に何度も麦茶を入れ直すほどの暑さです。ブラバンもチアも大変だったと思いますが、チャンスを迎えるたびに大音声の応援でスタンドを盛り上げ、本当にお疲れさまでした。声をからし、汗を飛ばして仲間を鼓舞する姿は目に焼き付き、今も耳の奥で音楽が鳴り響いているような気がいたします。野々村監督はじめ、グラウンドに立った開星部員の雄姿を見られて、かけがえのない思い出となりました。改めて感謝申し上げます。
※野々村監督は、今大会最年長監督ということで、新聞各紙をはじめ談話がたくさん出ていて楽しく読みました。その中でも、とくに記者の温かい目を感じたものの一つが、次のAERAの記事です。こちらは試合前の掲載記事ですが、試合後には「自慢じゃないけど、ウチのチームは野球は弱いけど、弱い子を助ける人間の集団になってます。これが最高に感謝です」と話していらっしゃいました。