入院生活も昨日で丸２カ月。長らくご迷惑をおかけしていましたが、順調に回復していることもあり、いよいよ明日には退院の運びとなりました。来週からの現場復帰を前に、昨日は久しぶりの外出です。高校１学年主任の大田先生との打ち合わせの後、オンライン学校説明会で、田中先生とともに中学生の皆さんに話をいたしました。何と、東京など県外の中学生もいらっしゃいます。皆さんの熱意を頼もしく感じた会の後、試しに松葉杖で２階までそろそろと歩行。「大丈夫、何とか登れそうだ」と思いつつ職員室に顔を出すと、休日にも拘わらず矢頭先生、小村先生、河原先生が出勤し、立ち働いているではないですか。「３年生の進路指導で一番大事な時ですから！」と、脇にいた生徒を激励していましたが、ぜひとも先生方の応援を力に代えてほしいですね。現場の空気を感じ、また復帰への温かい言葉もかけてもらい、元気がみなぎるひとときでした。
さて病院でのことなど、お伝えしようと思いつつも、なかなか詳しく書く機会がありませんでした。残すところ１日ということで、少しご紹介させていただきます。先月、一時外出の許可を受け、学校説明会に出席したことを書きました。お会いした方々から「病院でも忙しそうですね」と案じられる一方「さぞや退屈でしょうね」といった真逆の問いかけも。結論から言えば前者でしょうか。日によっては学校で勤務している時以上に、慌ただしく時間が流れていく日もあります。
ふだんの日課は、たいてい朝５時～５時半に起床。パソコンを立ち上げ、ネットニュースをチェックしたりブログ原稿を作るなどして、見たい動画チャンネルをセット。たいていは文化人の講演や、社会問題のシンポジウムですが、コーヒー片手にイヤホンを耳につけ、電気治療とマッサージを１時間ほど行います。６時半の病棟起床時間を迎えると、下のコンビニに出かけてトマトジュースとミルク、あるいはヨーグルトを購入。栄養補給のバナナなどをかじりながら、動画の続きを見たりテレビでニュースを見たり。そうこうしているうちに、あっという間に８時の朝食時間を迎えます。
朝食後は８時２０分よりオンラインで、学校の幹部打ち合わせと職員朝礼に参加。その後は午前のリハビリが１時間半。１２時～１３時半の昼食・休憩時間を挟んで再び午後に１時間半程度のリハビリ訓練。ここに学校や外部とのオンライン会議が入る日が少なくありません。検診やシャワー入浴の時間とともにやり繰りしますが、テレビ会議が２本、３本と入る日などは、大げさではなく分刻みになります。
リハビリの時間は、理学療法士の方や作業療法士の皆さんとの楽しい語らいや、看護師さんなどとも気さくに会話を交わすようになったので、時間はあっという間に過ぎていきます。先日は、朝の目覚めに２人の看護師さんがやってきて「今日は何の日か知っていますか～？」と思わせぶりな表情。思いついたまま答えると「ぴんぽ～ん！ 夜のお食事を楽しみにしていてくださいね💛」ということで「お誕生日御膳」を出していただきました。こうした病院の方々との関わりも、退屈を感じない理由かもしれません。そうした意味でも、開星ＯＢ、ＯＧの存在。そして開星の受験を考えてくださる（看護師さんのお子さま）という保護者の存在は、また格別です。こうして書いていると長くなりましたので、明日はこの続きを。
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