校長室だより ~ 武蔵野の森で紡ぐ友情『明星学苑・スクールライフ』

民間企業勤務から中学、高校、大学など、教育現場へ転じた『キャリアコンサルタント』の日常をお伝えします。

病院の日常② ~ 最終日

2021年11月05日 05時55分55秒 | 日記

昨日、こちらでお伝えしたように本日、晴れて退院いたします。病院関係者の皆さまの、行き届いたご支援のおかげで、ここまで順調に回復してきました。改めて感謝申し上げます。また、この間に3名の生徒が入院してきたように、今後も怪我をする生徒がいるかもしれません。その折には、引き続きよろしくお願いいたします。

さて入院生活について、昨日の補足をいたします。日中はリハビリとリモート会議の参加などで慌ただしく、原稿を打ったりスライドを作ったりする時間は、どうしても夜になります。消灯前の8時半くらいまでは、ロビーでパソコンに向かい、続きは病室で。個室は重い病気の方が使っているので、手術箇所を除けば健康体の私は、4人部屋で過ごしていました。

ですからベッドの上で控えめに、かたかたキーボードを叩きます。就寝するのはだいたい11時から12時くらいですが、寝る前の日課は動画サイトの視聴。病院へ入る前は、ゆっくり本を読めるだろうと思っていたのですが、とくに入院直後は足の痛みで横になることしかできず、自然と動画に向かいました。

当初は足がずきずき痛むので、固い内容などは受け付けられず、サンドイッチマンやナイツのお笑いなどを見ていました。しかし3日目辺りからは、小説の朗読や歴史、文化などリベラルアーツ系へ移行。入院前は動画を見る習慣はなかったのですが、探してみると面白いものがたくさんあるのですね。SDGsがらみで自然科学の系統から社会問題や時事問題など、毎日トータル2時間以上は見ていたでしょうか。「TED TALKS」など無料サイトに良いものがありますし「NEWS PICKS」は有料版を契約することに。動画視聴による情報収集は、入院したからこそ身についた、新しい習慣でした。

ただ情報量ということでは、やはり動画と読書では全く違いますね。じっくり本を読み、考えることを組み合わせてこそ定着することを、今さらながら感じました。病院生活の終盤は、動画で関心を持った人の本を、アマゾンで取り寄せては読んでいます。こちらも翌日には届くので、本当に便利な時代になりましたね。数年後には、ドローンが病院に運んでくれるのでしょうか。では再発しないよう、当面は気をつけながら、明日の学校説明会から復帰いたします!

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 退院を前に ~ 病院の日常➀ | トップ | 病院の日常③ ~ リハビリ室 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。