校長室だより ~ 武蔵野の森で紡ぐ友情『明星学苑・スクールライフ』

民間企業勤務から中学、高校、大学など、教育現場へ転じた『キャリアコンサルタント』の日常をお伝えします。

ありがとう、松戸国際高校~離退任式

2018年04月14日 13時01分14秒 | 日記
昨日は、前任校の松戸国際高校で離退任式が行われ、昨年度までともに勤務していた先生方と挨拶をいたしました。思えば卒業式で壇上から式辞を読んだのが、つい1か月前のこと。以来、高校での引き継ぎ業務と、大学の行事や新しい仕事の吸収に追われる日々でした。その慌ただしさに呑まれて、とても1か月とは思えない時間の隔たりを覚えます。しかしながら生徒の前に立ち、温かい拍手を受けた瞬間に、時はタイムスリップ。松国生が元気に活動していた、さまざまな場面が蘇ってまいりました。
皆さんとの別れに際して、私が話をしたのは自分自身の経験に基づく『原点は高校時代』という思い出話です。具体的には受験勉強の意義に触れ、先生方のエピソードも少し交えました。写真はその話題の主役である、3学年主任の石川先生です。石川先生は、千葉県の教員になる前に、5年間ほど東北のある県で教員をしていました。東北地方はおしなべて教員採用試験の倍率が高いのですが、その難関を突破した上に、極端に採用数が少なかった年の千葉県の試験に合格して現在に至っています。本人曰く「ペーパー試験は、昔から割と得意なんです」と言いますが、割と得意というレベルではなく、何かとっておきの秘策があるはず。さらにその場では控えましたが、副主任の久能先生は、高校を首席で卒業して総代になった実績の持ち主です。千葉県の高校理科教育界では、知らない人がいない小玉先生についても、大学時代に無遅刻無欠席で成績がオールAだった逸話を披露しました。3学年の首脳だけを見てもこうてすから、他にもびっくりするような学習歴をもっている先生は、まだまだたくさんいるはず。自分からどんどん情報を求めて、勉強や部活動との両立のことなど、積極的に動いていけると良いでしょう。ちなみに写真は、夜の歓送迎会の二次会で撮影した石田先生と石川先生。もう一人、新宅先生と4人で入ったお店でのカットです。

石田先生は総務部長を務めているので、離退任式の運営について「吹奏楽部の鯖瀬先生から、皆さんが退場する時の音楽を、しまじろうのテーマソングにしたいという相談があったので、もちろんオーケーしました」ということで、舞台裏を知りました。そして私へのプレゼンターが、生徒会の三波くん。校長室で何度か話をし、卒業式では大書道の幕を開けてくれた忘れ得ぬ生徒の一人です。卒業式の協力に対して、しっかりお礼を言っていなかったので、私にとってこの上ない演出でした。松国の皆さん、本当にありがとうございました!
※昨日、小玉先生から「卒業式の写真です」ということで、写真部が撮影してくれた画像データをもらいました。上は、西郷くんが書いてくれた『信』の文字が現れた時のカット。幕を開けてくれて去っていく三波くんの様子を添えて。下は、三波くんが撮影してくれた卒業生合唱の1枚です。
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