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麗澤の杜から『日々是探究』

企業勤務から民間人校長として奉職(14年間)。2025年度より学校現場を離れて、新たな社会貢献の道を探究します。

5月18日MGS「凝念」 ~ 生徒の感想から

2024年05月21日 05時39分20秒 | 心の教育

先週の土曜日、MGSコース2・3年生を対象に実施した「凝念」では、事前アンケートで「心の成長についてのエピソード」を尋ねました。とくに目についたのは次のような内容です。「お年寄りにバスで席を譲ったり、重たい荷物を持ってあげた」「親からの自立や、兄弟への接し方など、家族との向き合い方の変化」「他人の失敗を責めなくなり、自己反省力が上がった」「スマホにすぐ手を出していたが、距離の取り方が変わった」「テストに対する向き合い方が変わり、失敗しても落ち込まずに、次に頑張ろうと思えるようになった」「世界的な視野で物を見るように心がけ、未来に目が向かうようになった」などなど。

上にあげた記述は、いずれも複数の生徒が書いていた内容で、下川先生ともども生徒の成長に頼もしさを覚えました。一方では、困っていることや悩みを書いている生徒もいて、下川先生が「こういったことを、担任をはじめ、先生方に気軽に相談してくれるといいのですが…」と言うので、その言葉も生徒に伝えたのです。すると事後のアンケートの中に「アンケートなどもしっかりと校長先生が直接見てくださっていることを知った」「しっかりと学校が生徒のメンタルケアを心掛けてることを知りました。自分も何かあったら相談したいなと改めて感じることができました」といった声がありました。先生方との気持ちの交換は、充実した学校生活を過ごすうえで、とても意義があるのではないでしょうか。明日は本科高校3年生と、3コースの1年生に話をするので、各学年主任の先生方と打ち合わせをしました。やはり同じようにアンケートを取っているので、学年やコースによる違いなども見ながら、内容をアレンジしてまいります。

なおMGS2・3年生では、事後アンケートもとっていて、そこで聞かれた生徒の声はかなり集約ができます。内容は主に、次のような分類ができるでしょうか。①心と脳の問題をどう考えるか ②言葉と心・人格の関係 ③心の教育・道徳教育のあり方 ④自分自身が道徳的に生きる決意 ⑤心の成長全般について …などなど。読みごたえがある記述も少なくなく、印象に残った内容を改めてご紹介します。

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