板碑とは鎌倉から室町初期の時代に流行しました天然の石を薄く削いで作った供養の塔でございます。現代では卒塔婆に相当するものでございます。
関東地方で盛んでございまして、材料の石は緑泥片岩と呼ばれる緑色の石でございます。しかし全国的にも存在するとのことでございます。この板碑に濡らした紙を貼りつけてその上から墨を用いて写し取ったのがこの拓本でございます。かなり大きな板碑のようでございます。
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