HMRSのヘタレ趣味ブログ

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幕末のいわき市

2010年08月19日 21時56分45秒 | いわきの歴史をGISで
平城跡を訪れたのをきっかけに、いわき市のホームページに掲載されているいわき市の歴史についてのページを見てみると面白いものを見つけました。

ホームページを次のようにたどっていくと・・

いわき市のホームページ>>市の概要>>いわき市のプロフィール

最後のほうにいわき市の地区ごとの歴史を紹介するPDFファイルが掲載されています。

その中の”平地区の歴史などについて”のPDFファイル内に、下の画像のような資料があります。



ほほう! いわき市を形成するおそらく幕末と思われる村々が、どの藩に帰属したか?という資料です。

村々の名称はどうやら現在の地名とさほど変わらないようです。

そういえば統計局の国政調査データにいわき市の小地域データとして、大字字単位のGISデータがあったのを思い出しました。

さっそくデータをダウンロードして、忘れかけていたQGISに展開し、大字字界に旧藩名を入力し、色分けしてみました。



なにか今まで考えていたイメージとちょっと違います。いわき市 = 平藩 と思っていたのですが、実はいろいろな藩があちこち領有していたのですね!
まずあって当然と思われるは 平藩、湯長谷藩、泉藩。幕領もあり ですか・・

そしてびっくりするのは 棚倉藩、笠間藩、多古藩に至ってはどこの藩?!といったしろものです。

ちなみに寺社領とは飯野八幡宮のもののようです。

こうして見ると江戸幕府が諸藩をどのように治めていたかが垣間見ることができますね!

功績があった藩には幕領を恩賞として所領を分け与えていた。その結果虫食いのように諸藩が領有するようになった。こんなところでしょうか。これはあくまでも私のしろうと考えですが・・

GISって面白いですよね!
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