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いつも笑顔でいるために

2005年3月、悪性リンパ腫と診断されました。
ココはいわゆる童話『王様の耳はロバの耳』の『穴』のような場所。

無事保護

2006-01-08 23:30:36 | 日々の生活
仙台市の新生児誘拐、無事保護されたね~
よかったよぉ・・・。

なんかね、たーちゃんがまだ『あえぇぇぇ・・・』って泣いてた頃を思い出しちゃったよ。
私が産んだクリニックは、完全個室なんだけど、深夜でも緊急時のことを考えて、『ドアの鍵は掛けないでください』と言われていたの。
シャワールームは共同だったんだけど、そこだって家と同じようなプラスチックのドアだけだし。
夜中だからって警備の人がいるかといえばそうではなく、助産師さんと先生だけ。

今思えば、めちゃくちゃ不用心だよね。
何事もなくてよかった・・・

でも、柊羽ちゃん、ちゃんとおかあさんのおっぱい飲めるようになってよかったよね。
子供にとってはいくら記憶には残らない年代だとはしても、母親には記憶に残るもの。
深い心の傷とならないことを祈っています

たーちゃんは今日も元気。
ベビーベッドを久しぶりに出した日に、『たーちゃんここで寝る』って言って1日だけ寝ただけで、次の日からまた私たちのベッドの真ん中で大の字で寝てるし・・・
布団で寝ている人たちにしてみれば、添い寝というか一緒に寝るのは普通なんだし、まだダブルベッドが狭すぎるってほどでもないので、もうしばらくはいいのかなぁ・・・なんて、『たーちゃんの心の栄養』と称して、未だに一緒に寝ています

昨日の夜、かずパパが仕事から帰ってきた時にお土産にプラレールの中央線を持って帰ってきた。
中央線、今はオレンジ色だけど、今年の年末には今の山手線みたいな感じ(銀色車両にオレンジライン)になっちゃうんだよね。
私は子供の頃から『オレンジ色の中央線♪』って覚えてたから、ちょっと寂しい。

私が入院中、母がたーちゃんに教えた自作の歌があるんだ。

♪中央線 中央線
 オレンジ色した 中央線
 東京高尾を走ります

 山手線 山手線
 緑色した 山手線
 東京ぐるぐる走ります♪

音としては単調な感じで作ってたけど、たーちゃんはすごく気に入ってて、これで中央線と山手線を覚えたって言っても過言じゃないかな、ってくらいだったんだ。
昔は山手線も緑色だったんだよねぇ・・・。
懐かしい・・・

『もっと』脳を鍛える大人のDSトレーニング、この間かずパパが買ってきてくれたんだけど、これ、全作よりおもしろいね♪
『このパーツを組み合わせてなんの感じになる?』みたいなのがあるけど、意外と分解されるとわからなくなるものなんだなぁ・・・と思いつつも、『それって老化かっ!?』なんて不安になったりもして。

司法書士を取得したいなぁ・・・なんて思っていたけど、去年1年間の抗がん剤治療は、記憶力低下を招いたみたいなので(ホントかな?)、しばらくはこのトレーニングで脳を鍛えようと思うよ

東京は今日も寒かったでし




明けましておめでとう。

2006-01-01 13:40:02 | 日々の生活
去年の今頃は、正直、2006年のお正月に新年のご挨拶が言えるなんて思ってもいなかったよ~

世の中全てのものたちに、心から『今年もよろしく』って叫びたいくらい

再発の可能性はないわけじゃないから今年も病院とは付き合いが切れないし、もしかしたらまた治療って事になっちゃうかもしれないけど、負けないぞ~。

今年の抱負は・・・

『何があっても負けない』

かな。

負けちゃいそうになることはたくさんあるけど、『ダメだ~』って思っていたらホントに負ける。
死んじゃったら楽になれるかもしれない。
でも、死んじゃったら会えなくなる人がいっぱいいる。
触れたくても触れることができなくなる。
だったら、私は何がなんでも生きていたいから、やっぱりそのためには、負けないことが大切だね。

『がんばる』
『がんばれ』

これは時としてストレスになるから、今は言わないよ

それにしても今日は寒いね。

今日は私の実家に集まって、お正月のご挨拶。
兄がひどい風邪をひいていたので、少しだけ距離を置かせてもらったけど、今年もまたこうして兄弟夫婦と両親と祖母とそして子供達とで集まれたね。

同じ事を義両親にもしてあげたいけど、今年はムリだな。
かずパパのお姉さんは妊婦さんだけど東南アジアのある国にだんなさんの出向で行っちゃってるし、私は風邪ひきだもん。

今年はたーちゃんにいとこが増えるよ
私の友達で結婚してる人は、ほとんどの人が去年二人目出産したんだけど、親族では久しぶりのベビー誕生♪
ホントは私も欲しいけど、あの治療をしちゃったからには・・・例え可能だったとしても体力がね
なので、ほやほやベビーを触れるのが、今から楽しみです♪


今年最後のクリスマス花火

2005-12-25 13:59:53 | 日々の生活
私が住んでいる近くに、国立公園がある。
そこでは毎年12月になると『冬の花火』というものを毎週土曜日と25日のクリスマスにあげてくれるんだ。
夏の花火と違って、色がきれい
赤や黄色、緑色なんだ。
しかも、夏の花火みたいに単発であげるんじゃなく、冬はスターマインのみって感じで、たった5分なんだけど迫力あり♪

実は家のベランダから火の粉が降ってきそうなくらい近くに見えたりします。

今年は、マンションを購入してから始めて兄夫婦&ゆかりんを、この冬の花火を見るために招いたよ♪
すぐそばで見れて、しかも風もあまりなくすごくきれいだったから、とても満足できたみたい

病気のこととかでこの家に招いてあげられるチャンスがなかったけど、これを機に、これから遊びに来てもらえるといいな・・・。

やっぱりひとをまねくと、いえのなかがきれいになるね。
呼ぶために片付けするもん



そういえば。

2005-12-20 23:46:51 | 日々の生活
最近寒いね。
日本海側では大雪が降っているそうで、私の住んでいる地域でも毎日とても寒いですわ

そういえば、今年は例年になく今の時期寒いのか、それともCHOPという抗がん剤を投与した関係で寒さが堪えるのか・・・。
どちらにしても、日々、エアコンと床暖がないと生きていけません

そうそう。
今こうしてキーボードを叩きながらふと思ったんだけど、CHOPをして以来、指の爪って同じ日に切っているにもかかわらず、伸びる速さが各指によってまちまちなんだよねぇ・・・。
別に困りはしないけど、中指が特に早く伸びるので、こうしてキーを打つとき、かちかちとうるさいのでちょっとイヤだったりする。
仕方ないのかなぁ・・・と思いつつ、爪って目に見えてわかる『細胞の成長記録』だよねって。
ガン細胞は増え始めるととてつもない勢いで成長を続けるって聞くけど、私の爪だって負けてないぞ!

今日は久しぶりに学生時代の友達と電話でお話をした。
やっぱり友達はいいね。
最近、あまり友達と話す機会はないんだけど、男友達であれ女友達であれ、話をすると、学生の頃の気分になれる。
別にあの頃に戻りたいわけではないけど、それでも、あの頃があったから今の私がいるわけだし、あの頃の私を知ってくれているから、気取らず気を遣わずにありのままの自分で話ができる。
『大人』になってから出会う友達と、少し違うよねって最近思う。
大切にしなきゃ・・・。


うれしい『気持ち』。

2005-12-08 14:31:20 | 日々の生活
学生時代の友達に、ガリウムシンチの結果、とりあえずは経過観察に持ち込めた、ということを話したんだけど、彼女から今日お花が届いた。

とてもかわいらしいピンク系で統一されたモノで、バラとカーネーション、トルコキキョウにアイビーが入っていた。

『おめでとう』の言葉に、ちょっと涙したりして

お互い子供がいて、しかも彼女は二人目が生まれてまだ2ヶ月くらいしか経っていないこともあり、なかなか会えないけど・・・、来年あたりまた会えたらいいな

この病気になってみて、『誰かに何かをして欲しい』って思うことはあまりなかったけど、こうした突然のプレゼントは、やっぱりどんなときでもうれしいね。
ありがとう。

信じる者は・・・救われた、かもしれない??

2005-11-27 14:21:47 | 日々の生活
実は、私が悪性リンパ腫と診断されてから、叔父夫婦が『検見川神社』という由緒ある神社に毎月1度、必ずお参りに行ってくれている。
私の身内には、『××教』とか『××苑』みたいな宗教にはまっている人はいない。
だけど、困ったとき・助けて欲しいときには、人並みに『神様仏様、どうか・・・』と求める方かもしれない

でもね、それが悪いかいいかはわからない。
宗教を信じることは、信教の自由として憲法に明文として定められているから、ある意味権利でもあるんだよね。
ただ、『信じてる』って言うと胡散臭そうにする人はいっぱいいる、というだけ。
かく言う私もそう。
『お布施を多く積めば教祖さまの近くに行ける』とかいうのは、絶対信じられない。
信じられるだけ、幸せなのかもしれないけどね

ともあれ、叔父夫婦が毎月のようにお参りしてお札をもらってきてくれるこの神社。
私は『信じない』とは言い切れないんだ。

実は、これについてはいろいろあるんだけど・・・。
『霊的なもの』を信じない人はいっぱいいるから、あえてここでは軽く触れる程度にするけど、お札をもらってきてくれてから、『イヤな影』を見なくなった。
時として、映像と音を伴って出てくる『イヤな影』。
その存在が何を意味するのかはわからないけど、彼らもまた救いを求めてきているのかもしれない。
だけど、私にはそれに応えてあげられるほどの器はなく。

そんなわけで、叔父夫婦がもらってきてくれた御札と、神社の神主さんが『お祓いした砂』と言って持たせてくれた砂を部屋に入れた途端、凛とした空気が張りつめたのを感じたんだ。
それからだよ。
信じられないかもしれないけど、その部屋には『イヤな影』が出なくなったの。

たーちゃんは、この砂を持ってくるまで、自宅にいると夕方から『怖い』と言っていたんだけど、持ってきてからは・・・『いなくなったよ』って言って以来、一度も言わなくなった。

もしかしたら、私が見ていた『モノ』達を、たーちゃんも見ていたのかもしれないね。
だとしたら・・・、かなり怖かったかも

でも、おかげで自宅は快適になりました。
『気配』がしないのはいい事だよね・・・って、それが普通なんだけど

それから、不思議なことに、もらってきた御札は毎月1回叔父夫婦が新しいのをもらってきてくれて交換するんだけど、たーちゃんとかずパパと私の3人分の御札をもらってきてくれて、みんな同じ日数飾られているはずなのに、私のだけがどんどん文字が薄くなっていくんだ。
最初は同じように黒い文字で書かれている神社の名前が、交換する時期になってくると私のだけが薄墨色みたいになる。

これは母が発見したんだけど、母曰く、『抗がん剤や放射線の副作用があまり出なかった(吐きもしないし痩せもしない)のは、やっぱり守ってくれていたからかもしれないね』と。

信じているわけじゃないけど、信じないわけでもない不思議な存在。

でも、少しずつ、『それが全てじゃないけど、あり得ることとして受け入れるのはいいことなんじゃ・・・?』と思うようになったので、今日、検見川神社へお礼参りに行くことにした(前置きが長いねぇ・・・)。

神社は山の上にある。
でもそのすぐ横を総武線と成田エクスプレスが走るという・・・不思議な場所

お参りをしに来ている人は、時期的にも七五三やお宮参りの人など・・・結構いた。
お参りをして御札をもらい、帰るときに、神社のおじさん(神主さんではない)が、足繁く通ってくれた叔父夫婦と知り合いになったみたいで、『おじさん達が毎月来てちゃんとお願いしてくれているから、大丈夫。きっと良くなるよ。』と言ってくれた。
この人は、私は話したことはないけど、『私のこと』を知ってくれている人なんだなぁ・・・って思うのと同時に、まだガリウムの結果が出ていないけど、少し『大丈夫かも』っていう気になれた。

今回は『まだ先は長いけど、今までありがとう&これからよろしく』という願いを込めていったけど、また、いろんな検査結果が出てクリアしたら・・・行ってみたい。


帰りは大変。
京葉道路に乗った瞬間から大渋滞。
羽田方面へ抜けた方が渋滞回避できそうだったのでレインボーブリッジを渡り、芝公園で下りてR20を通って帰ってきた。
途中、東京タワーや六本木ヒルズを見て、国会議事堂に皇居を見て、新宿都庁の横を通り・・・って、まるで東京見物

学生の頃、かずパパがバイク飛ばして連れて行ってくれたところばかりだったので、何だかとても懐かしかったよ。
たーちゃんは、クリスマスっぽくライトアップされた東京タワーを見て大興奮
東京に住んでいると行かないところだもんね。

疲れたけど、行けてよかったでし。