本物？偽物

紅白歌合戦を見ながら、なんか幸せな気持ちになれました。
とても感動的な歌が幾つも有りました。

歌ってる人も、踊っている人も楽器を弾く人も輝いて見えました、、。 
そうだね、、音楽は人を輝かやかす事が出来るんだ。

どんな地味な人でも、一度楽器を持って奏で始めると皆が温かく見守ります。
とても輝く瞬間です。

暮れに楽器を直していて思いました。
拾って来た楽器や、古い入門用のエレキギターです。
形は有名なギターの形をしているけれど、楽器と言うのは同じ形でもグレードが幾つも有り当然高い物程、良い材質が使われベテランの人が作っています。
　
でも、形は同じ、、細かく見ると違いは有るけれど、楽器の楽しさは同じです。
ある人は本物じゃないと言います。

バッグや時計でも、偽コピー物を本物と称して売る事は犯罪と思うけれど、パロディーならどうなのかな。
形だけ楽しみたいって人もいると思います。

(お気に入りのミューラー似の自動巻と、ブライトリング似の時計。本物は何度か買おうと思ったのですが、時計屋さんで腕に付けると大き過ぎて、止めてしまったのです。本物に較べて直径で6mm程小さくて、ちょうど良い、、あの時計は計算尺が使える様に大きく作られているのでしょうけど、見た目が好きなのです（これはダミー）） 

マーチンのウクレレも、再生産されて販売される様に成りましたが、それまでは中古を高いお金を出して買う方法しか有りませんでした。
勿論、昔の物と最近の物は違う物だと言いますが、今の物だって５０年も経てば立派なビンテージでしょう。
 
楽器を形から選ぶのは邪道なのかも知れません
でも、音から選ぶ人よりも形から選ぶ人が圧倒的に多い気もします。
今、考えているウクレレも形から考えています。
 
素人が楽器を作る場合、どんないい材料で作っても５０歩１００歩、、だったら面白い形の物を作ろうと思います。
それには大きい方が作りやすいので、コンサートではなくテナーでやってみようと大晦日のお風呂で考えました。
今年は、ここから始めてみようと思っています。 

◯　ウクレレ二千一夜でも紹介しましたが、テナーのウクレレキットです。
 
Wカッタウェーにしたいので、ネックをずらして付けようと思います。

ブリッジの位置がどの程度、後退するのかを検討しています。
　
トップはジャーマンスプルースかアディロンダックス・スプルースにする予定です。