岩手三陸鰈釣り  「イーハトーヴの海からこんにちは 」 

‘命の洗濯’をモットーに三陸海岸に棲むという‘幻の大魚’二尺の真鰈を追い続ける。 岩手真鰈愛好会ブログ

09 第8戦 あと1ミリが勝敗を分けた尾崎白浜。

2009年11月28日 | 事務局記
悪天候で中止が相次いだ後半戦。
11月28日。はやる気持ちを抑えながら、いざ、尾崎白浜へ。
枚数こそ、それぞれ20枚超と爆釣モードながら手のひらサイズのオンパレード・・
勝負は「キープ率」という厳しい戦いとなりました。
あと1ミリ、あと1ミリあれば・・・

一気に逃げ切りを図る平田さん。奇跡の逆転劇を目論む菊地さん・舟越さん!
さて、結果は・・・


●観戦記(海幸丸)/高橋美子

最初のポイントで、開始早々周りの皆様にはアタリが!!
そして、もう釣りあげる平田さん。(下写真)

しかし、私だけにはアタリ無し(:_;)
度々あるこのパターン!?ボウズだけはイヤだと祈り、叫ぶのでした。
ハジメさん達の乗り込んだ船は暫く同じ場所から動かず、
聞けばアタリが続き釣れてるとのこと。
羨ましい!!と思いましたが型が小さくリリース続出と嘆いてる様子。
こちらの船もメジャ‐で計測が頻繁に!!
どうにか私も計量可能が10枚にて終了。
ビリでも皆さんに恨まれずに済んだと自己満足(^O^)して船をあがったのですが…
なにやら叫んでる声が聞こえます(?_?)
なんと3名?からレディース罰金発生とのこと。
ゴメンなさい…でも会のためです!!私のためではありませぬ!?お許しを(>_<)笑
今年も皆様お世話になりました。
来年も楽しい釣りの会になりますように…。


●観戦記(海誠丸)/高橋 一

海誠丸にて6:30分、出船。湾内の棚に掛けてのかかり釣り。
今日も頑張るぞ~!の一投目。当たりあるも乗らないパターン!
キープサイズは釣れず、リリースサイズのオンパレードでした。
船中、キープ23枚。リリース多数。自分はリリース20枚。
けれど、平田さん、柴田さんとの楽しい一日でした。


●今季初優勝!1ミリに笑った菊池さん。

木の葉を掻き分け、見事16枚キープ。
優勝トロフィーを頭上に掲げ、ハイ、ポーズ!


●この中に女性に負けて罰金を払った人が3人います。
 さて、だれでしょう?

前列左から/ナメタの女王・美子さん。優勝した菊池さん。第10代名人・舟越さん。
後列左から/木の葉に苦戦した一さん。釣りクラ・プロデューサー雫石さん。
        今季初参戦となった柴田事務局長。トップをひた走る平田さん。



09第7戦 両石湾 シューターの魔術師の追い上げは届くか!?

2009年11月09日 | 事務局記
本日のハイライトは納竿直前の平盛丸。
それまで沈黙していた村田さんが最後の15分で30㎝オーバーのマコのダブル、
40㎝のナメタを連発。
大塚仕掛けからシューター仕掛けに代えて大爆発!
先行する漁得丸の平田さん。果たして結果は!?


●観戦記(漁得丸)/平田恭史

10月18日。集合時間の3時には盛岡市内は雨。
しかし遠野あたりで雨も上がり、星空となる。欲の突っ張った私は大漁を夢見て、
久能釣具店でイソメを2,000円購入、
5時半過ぎに太平洋から上がる朝日を見ながら両石漁港に到着。
席割りの抽選で、9人が平盛丸と漁特丸に分かれて乗り込む。宇田さん・工藤さん・
菊池さん・平田の4名は大漁を期して、漁特丸に乗り組んだ。6時に出船。
雨の心配は無くなったものの、ウネリが結構有る。
飛沫にかかりながら、両石湾内の最初のポイントに到着し船をかける。水深は30m程度。
仕掛けを下ろすとすぐに当たりがあり、良型のマコガレイが私の竿にかかる。
幸先の良さに「本日は何枚釣れるのだろう? エサを2,000円買って来て良かった!」と
ほくそ笑む。
しかし、その後が続かない。船頭はなかなかマメな人で、
釣れないとなるとどんどんポイントを変えてくれる。
新しいポイントで1~2枚釣れると、いくら小突いても釣れなくなることを繰り返す。
この時好調だったのが工藤さん。
「宇田さんが小ヒガレイを釣ると、すぐに良型マコガレイを釣る」という
黄金の関係をかってに作る。

全員が1~2枚釣った後、仮宿沖に移動。外海に面しており、湾内よりウネリが大きい。
仮宿沖で先に釣っていた釣り船に、船頭が声をかける。
我々の船頭が5枚程度釣れたと言うと、なんと相手の船頭は「桁が違う」と言うではないか。
じゃあ50枚、1人10枚も釣れているの? 
じゃあ、我々より先に仮宿に来ていた平盛丸もそんなに釣れているの? 
いきなり船中の全員が心穏やかでなくなる。我々も遅れを取り返すべく、もくもくと小突く。
しかし、ポツポツと釣れる程度。その内、潮止まりが近づき、当りが極めて遠のく。
その中でコンスタントに当りをとっていたのが菊池さん。
釣れない中でもコンスタントに当りをとっていく。

パッとしない中で時間だけが過ぎていき、昼前に仮宿沖に見切りをつけ、
再度両石湾内に移動。
移動後は、ポイントポイントで良型のマコガレイやナメタカレイがぽつぽつと出る。
特に終盤、宇田さんがテンポよく、良型のマコガレイを上げる。
私にも、ドラグを滑らせて41cmのナメタカレイがようやく釣れた。最後まで皆さん粘るも、
最後は小突きに疲れ果て13時に納竿となった。菊池さんが10枚を釣り船内の竿頭に。
優勝については、平盛丸が大きな移動もせず、ずっと同じ場所で釣っていたので、
平盛丸は大漁だと思っており、「惨敗」気分で先に帰港する。
しかし、意表をついて平盛丸もどんぐりの背比べ状態で、内心ホッとする。
当りが遠い中7時間もひたすら小突いていた皆様、本当にご苦労様でした。
私は小突き過ぎて右手が筋肉痛になりシップをして会社に行ったら、
笑われてしまいました。

●観戦記(平盛丸)/舟越茂雄

真鰈会の久しぶりの例会に胸を躍らせ、盛岡を出発した岩渕車に矢巾で拾ってもらい、
岩渕さん、平田さん、工藤さんとともに、釜石に向かう。
当日の朝は生憎の雨模様であったが、釜石に向かうにつれ雨は上がる気配で、
遠野を過ぎた当たりから、雨はすっかり上がっていた。
途中、久能釣具店で餌を購入した際に久能釣具店の社長に
今日の釣り場「仮宿前は一番釣れているところだから」の一言に、嫌な予感が走ったが、
船が着く両石湾で他の5人と合流し、「平盛丸」と「漁特丸」の2艘に分乗し、いざ出船。

我が船は、村田氏、岩渕氏、高橋(啓)氏、高橋(元)氏と舟越の5名である。
釣り場は仮宿前のかかり釣り。朝、一投目に幸先良く私の竿に当たりがあり、
良型のナメタが上がる。
しかし、その後が続かない。移動を繰り返すが、全く当たりすらない状況が続く。
湾口付近に移動したが、手のひらサイズのヒガレイがポツリ、ポツリ上がる程度である。
岩渕氏は、道糸が絡み解いているうちに船酔いになり、1時間ほど横になって寝てしまった。
しかし、他の4人には、寝ている間にも全く釣れず、終了時間が迫るばかり。
再度、湾内に移動後間もなく、村田氏が良型のマコカレイのダブル、
ナメタの40cmが連続して釣り上げる。
仕掛けは、シューターとのこと。やはりシューターの威力か、実力か。
今回は、釣果がパッとしなかったものの、天気も良く、
秋の陣初戦を楽しく釣ることができました。釣果は、次回に期待です。

●平田さん、熾烈なトップ争いを制し、今季2勝目!!

岩手真鰈会きってのシューター仕掛けの使い手・村田幹事長に
真っ向からシューター仕掛けで戦いを挑んだ平田支社長。
わずか70g差で村田さんの怒涛の追撃を振り切り、今季2勝目をあげた。
総合成績でも一歩リードを広げた。

●待ちに待った秋初戦に集まった笑顔の面々。

前列左から/競技会入賞の常連・菊池さん。御存じ釣りクラ・インストラクター啓司さん。
        シューター仕掛けの魔術師・作家村田さん。不肖岩渕。
後列左から/知る人ぞ知るいぶし銀・高橋一さん、第10代名人・舟越さん、
        永遠の少年・ロッドビルダー宇田さん、炎のバーテンダー工藤さん。