軽井沢文化遺産保存

軽井沢文化遺産の保全活用と次世代継承

髙川邦子『アウトサイダーたちの太平洋戦争 知られざる戦時下軽井沢の外国人』芙蓉書房、334頁、2021年5月刊

2021年05月08日 | 歴史文化遺産
「避暑地・軽井沢」の研究の中で、もっとも未開拓の分野である労作である。
太平洋戦争中、外国人の疎開地として指定された軽井沢では、食糧難と冬の寒さに悩まされたそうだが、各国外交官を除けば、ドイツ人が食料面で優位にあり、外国人の間にも格差があったという。
 三笠ホテルに開設された外務省出張所には、大久保利隆が所長、特命全権公使として任命されたが、髙川邦子さんはその孫娘さんであるという。
 
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