かっぱ堂。

こころにうつりゆくよしなしごとをそこはかとなくかきつくればあやしうこそものぐるほしけれとかなんとか。

串カツ だるま

2006年09月17日 22時15分34秒 | 街へ出ようよ
一回漬けたら十分だっての。

2006.09.03
串カツ だるま 法善寺店

大阪と言えばってんで出てくる食べ物の中でも、わりと最近のものなんじゃないかと思うのが、この串カツ。いや、これはあくまで東の人間の印象で、実際には古くからのものではあるようなんだけども、お好みやらたこ焼きやらてっちりやらに比べると、耳にするようになったのが後だった、ってことなんですかね。わかりませんが。

それはさておき、大阪生活も二年目ともなれば、串カツさんも何度かはいただいていたんだけども、他の粉ものに比べると少なめだなぁなんてなことをふと思い、ちょいと出かけた帰り道、法善寺横丁の「だるま」さんに寄ることにしました。前に新世界の方のお店の前を通った時には、エライ並びっぷりが印象的だったこのお店、幸いにというかなんというか、今回はあんまり並ばずに中に入ることができました。法善寺店は比較的新しいお店なので、お店の内外とも小ぎれいな感じではあるんだけども、基本は細いコの字型のカウンター。椅子に座って、とりあえずのビールを頼んだ後は、外で待っている間ポスターを眺めつつ決めた、「法善寺コース」を注文。場所柄なんだかわかりませんが、こういうコースがあるのはここだけみたい。まあ普通だと、食べたいのを言い続けるか、「おしまい!」って言うまで出して貰うかなんだろうけども、コースだとちょいお得感ありだったのでよしと。

コースの最初、揚げ物が出るまでの「とりあえずの一品」は、定番のどて焼で。このどて焼も、関西のもんですね。牛すじのヤツ。名古屋のは赤味噌だし、いわゆるモツ煮でもない。ビール片手に間を持たせるにはピッタリなつまみです。と、そんなところでタイミング良く、揚げ物が大挙して来襲。コースだからってね、お上品に一個づつなんか出ませんよ。もう、揚がった熱々のとこからどさっとね。こいつを、目の前のバットでなみなみとしたソースに潜らせて、パク。パク。パクパク。見ておわかりの通り、基本一口、二口でいけちゃいそうな食べやすさなんで、一回タプンと漬けたらもう十分。さくっと軽い上がり具合に、さらっとしたソースの味は、印象よりもたぶんずっとあっさりとしていて、かつ後を引く感じがします。加えて、お代わりフリーな生キャベツを合間に囓るのがいいアクセントになるから、なおさらに。

そうそう、串カツにはなんとなくビールより焼酎とかチューハイがいい感じがしました。関東圏ならここでホッピーにしたいところ、か。ビールだと、ちょっとお腹にたまっちゃうんで、あんまり食べられない。まあ、本来は立ち飲みで、さっと飲んで食べて、さっと帰るものみたいだから、どっちでもいいのかもしれないけどね。

というところで、頼む前は「これで腹一杯だろう」と想像してたコースをサクッと食べ尽くし、さらに数本の追加までしてしまいました。毎度のことながら、食べ過ぎ。でも、それでもお酒込みで3,000円いくかどうかなんだから、十分だよねぇ。またそのうち、他のお店も探して行ってみよう。

Comment    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 本日のローテーション(22) | TOP | NipponStyle »
最新の画像もっと見る

post a comment

Recent Entries | 街へ出ようよ