かっぱ堂。

こころにうつりゆくよしなしごとをそこはかとなくかきつくればあやしうこそものぐるほしけれとかなんとか。

天王寺~新世界界隈散歩

2008年02月17日 23時48分43秒 | 旅の手帖
写真で綴る、ぶらり散歩。

2008.02.17
天王寺~新世界界隈散歩

ということでね、週末寝てるばっかりじゃあしゃあないなあと、久しぶりにお出かけしてみたのでありました。で、いつもの調子なら京都辺りに繰り出すところ、今回は素直に大阪市内。前々から、一度は行ってみようと思っていた、四天王寺さんにお参りするべく、天王寺方面へと足を伸ばしたのでありました。

御堂筋線天王寺駅の変な(失礼)照明の下をくぐり抜け、しばし歩いて辿り着いた先には、四天王寺さん入り口の「石の鳥居」。でかでかと、「大日本仏法最初四天王寺」とあります。そうなんだってねぇ。>日本最初 ちなみに、鳥居のチリトリみたいな額は、レプリカだそうで、本物は宝物館にありますた。形にも意味があるということで。

で、こちらが中心伽藍の主役、「金堂」と「五重塔」。日本最初とはいっても、実際には何度も焼失してしまっているので、建物自体は新しめ。でも、この中心伽藍を含む境内全体の空気感というか、作りには、京の寺社とはまた違う趣がありました。それと、地元の方々が割と途切れることなくお参りに来られてるのも印象的でしたね。

そんな四天王寺さんをゆっくり一回りした後、向かったのがこちら。といってもね、普通に会社のビルなんですが、なんでこんなの撮ってきたかというと、こちらもまた、四天王寺さんに縁の深い会社だからなのです。「金剛組」さんの歴史の詳しいところはWebでいろいろ読んで頂ければいいとして、早い話が、聖徳太子さんが四天王寺を建立する際に百済から招いた三人の宮大工のうちのお一人が始祖である、世界最古の企業なんだそうでありますよ。なんか、それ聞いた時に「こらぁ一目拝まねば」と思った次第なのでありました。

無事拝ませていただいた金剛組さんを後にして、今度は谷町筋から天王寺公園の北側を通って新世界方面へ。その途中、ある種特異な姿を見せているのが、この「一心寺」さん。いやあ、なんといっても、この山門ですな。さらに、この仁王像。こんなの他では見たことないっすよね。ある意味では、「今を生きてる」お寺さんってことなんですかね。

ちなみに、境内はこんな感じでした。小綺麗。しかしこれ、絵に描いたような暗雲ですけれども、こちらでお参りし始めた頃からこんな様子に...。ていうか、この時点までで既に、雪が降ったり止んだりしてまして。でも、どうにかやり過ごしつつ、次の目的地へ。

いやもう、ここまで来れば、次はここしかないっす。新世界!
遠目に見える逆光気味な通天閣さんも良い感じ。
ついでに昇っておこうかなぁ...。


と、その前に、時間もいい具合ですから、お昼にしなければ。今回は、以前から「是非一度は」と思っていた、「グリル梵」さんへ。こちらのお店、裏路地のかなーり分かりづらい立地でしたけれども、どうにかたどり着けました。お昼時を少し外した(のと天候不良の)おかげで、「相席かも」と言われつつも、一人で一卓を占拠。さてさて、この昔ながらのシンプルなメニューの中から、本日のチョイスは....。

まあ昼ビールは当然として(<おい)、とりあえずのカップスープで暖を頂きつつ、お願いしたのは、メキシカンサラダとビーフヘレカツサンド。食べやすいようにと出して貰ったお箸の袋を愛でつつ、山盛りなサラダは「どの辺がメキシカン?」とか関係なしにんまかった。そして、なんといってもこのヘレカツサンドですよ、奥様。注文が入ってから揚げられるというカツのサクサク感と、お肉のジューシーさ、そして程良いソース味が相まって、こらあ尋常じゃない!どちらもたぶん一人前としてはかなりの量でしたけれども、お昼の営業時間ギリギリ使って、しっかり完食させていただいたのでした。余談ですけれど、後から来たお客さんの注文で、カツがあと一人前しかなかった事を知り、危なかったと胸を撫で下ろした次第です。ふぅ。

そんなこんなの新世界、小雪舞う中、「じゃあまあ、ビリケンさんにご挨拶でも」と通天閣さんの入り口まで行ってみたものの、えらい混みっぷりに愕然として、早々に取りやめ。加えて、身体冷やしたせいか頭痛がしてきたこともあり、シメの串カツも断念して、本日は帰宅の途についたのでした。

今度はまた、串カツはしご狙いで行こうかな。ていうか、日本三大酒場という話しもある、阿倍野の居酒屋「明治屋」さんも、かなり気になってるんだよねぇ。まあ、お楽しみいろいろです。

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