ひーりんぐたいむ

カナダのバンクーバーでレイキを実践&指導する平野かおりが日常のあれこれを綴ります。
ライター業もやってます。 

チョコレートテースティングを応用して

2011年04月10日 | 雑感

先日チョコレートについてのワークショップを
ブッククラブ・サマシャンティの主催で行いました。

この企画は日頃支援しているインドの孤児院ジオンと、
日本の被災地支援のためのファンドレージングイベント

とでもありました。

そのワークショップで、わたし自身、これは日常にも生かせるぞ!
と感じたことがあったので
書こうと思います。

最初、チョコレートのできるまでやチョコレートの成分などなどのお話を
チョコレート道を極めているGaborさんから伺い、
その後、Gaborさんが用意してくださった、ブランド名を伏せた
5つのチョコをテースティングして
カカオの割合がどれくらいかな?とか、香り、食感、味、風味、後味などを
書き出す試みをしました。

ワインのテースティングのように、
スモーキーだったり、チェリーのフレイバーを感じたり
同じチョコレートとはいえど、いろんな風合いを感じました。

そのときの、味覚に耳を傾けるような感覚は
まさにヒーリングのときに行う「観察モード」です。

普段、自分が何を感じているか、ということをしっかり見つめる機会は
なかなかないものですが、
「テースティング」はそのトレーニングにぴったりです。

その後、自分で恥ずかしい思いや、情けない思いを感じる日があったのですが
そんな思いをチャンク(かたまり)で捉えていると、
わたしのなかで前進しないので

「そうそうこんなときこそ、“観察モード” !と思って」、

どんな成分をその気持ちのなかに感じるか観察してみました。

自分の観察では、

・恥ずかしく思うに至った状況の発生をうらむ気持ち
・せっかく努力したのにーと努力を認めてもらいたい気持ち
・でも大事なことを優先して、それをやったんだよねと思う気持ち
・客観的に見て、やっぱりそれは恥ずかしいでしょうーと思う気持ち

という成分があることがわかりました。

それだけかな?それだけかな?と観察して、もう出てこないとなると
だいぶ収まりがつく感じがしてきました。

味でいうなら、すっぱかったり、しぶかったり、甘いものがほしかったり
というところでしょうか。

その後、数日後にまたちょっと似たような感情を味わって
成分を分析すると、以前と同じ感じ。

なーんだ、いっつもそんなことしてるんだわたしって、と
割り切りというか、あきらめというか、まあこういう人間(自分自身)と
また付き合っていきましょう、みたいな気持ちになりました。

頭や胸に手を当てながら、そんなことを考えているうちに
どっぷり浸かっていた感情から抜け出して
いつもやれやれと思う日々です。

Gaborさんの作ってくださる飛び切りおいしいチョコケーキの味を
思い出すだけでも癒されるんですけどね!

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と以前に書いたガボールさんのチョコレート。今は本格的にチョコ作りを始められ、注文すると購入できるようになりました。

彼のチョコ、時々無性に食べたくなります。

Gabor Chocolate

http://www.gaborchocolate.com









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