うれしい出会い

今日は取材に伺った陶芸のアーティストさん宅で、
とってもうれしい出会いがありました。

それはマグカップ。

「毎日何度も使うものだから、気に入ったデザインのものがほしい！」

と何年も思い続けながらも、なかなかそうしたものに出会えず
次男の出産祝いに病院からプレゼントされたマグで過ごして
きました。

しかしついに出会いが訪れました。
アーティストさん宅でお茶を注がれて目の前に
出されたマグのかわいいこと！
もちろんアーティストさんのお手製です。

口の当たる部分の厚みや、カーブの具合、安定感のある山形。
そして、透明好きな私の心をくすぐる
小さな透かしにほんのりピンク色。

こんなに自分の好みにぴったりのマグに出会えて
感激していると、

「どうぞかおりさん、持って帰ってください」

とやさしいお言葉。

帰宅してからも、うれしくてしょうがなくて、
一人家族が帰ってくるたびに、

「あのねー！」

と新たに生活に加わったマグ君を紹介しています。

ただ次男にゆかりのあるマグと離れるのは、次男に対してちょっと悪いかなと思い、この出会いのストーリーを語って説明すると、

「僕が使うから」

と好意的な反応でした。ほっ。

今も紅茶を入れて手にすると、指二本がすっと入って
親指で押さえるこの取っ手部分の幅も絶妙。

ほんとは入賞作の作品のことを記事に書く予定なのですが
すっかり気持ちはこのマグに入り込んでいます。