
袋状の唇弁が、むかし、合戦の時、流れ矢を防ぐために
背負った布の袋(母衣)を思わせるところから
一ノ谷の合戦で有名な源氏方の武将、熊谷直実を想像して
つけられた名前です。クマガイソウに対し直実に討たれた
平敦盛の名をとったアツモリソウという花もあります。
足助町の民家の裏山にこの熊谷草は咲いていました。
以前、この場所は一般の人にも開放してくれていたのですが、2~3年前
からイノシシの被害と裏山が崩れてしまって、熊谷草が
激減してしまったということで現在この場所は公開していません。
偶然ちょっと立ち寄ったときに、この家のおじさんの姿が見えたので、
お願いして見せていただきました。

二輪草もいっぱい咲いていました。
光が絶妙に当たっていてちょっといい雰囲気に撮れたでしょうか?

もう一枚ニリンソウです。
でも全体的に少し時期が遅いようで花が少し元気がありませんでした。

この花は「花筏」という木に咲く花です。
なんと葉っぱの真ん中に花が咲いているんですよ---(^^;
以前このハナイカダの葉っぱが農産物直販の店で売っていて
びっくりしました。
好奇心で買って家でおひたしと天ぷらにして食べたら結構美味しかった
という記憶がありますが---(笑)
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