

さて、本日は今年初のGⅠフェブラリーS。イグナイターはいないし今年もダートの有力どころがサウジに遠征していて、やや手薄なメンバー構成となった。とは言っても昨年の当レースの覇者を含むGⅠホースが6頭(Jpn1含む)トライアルレースを勝ち上がって来た馬もほぼ揃い昨年並みのメンバーは揃った感じだ。
前売り上位人気の3頭はG1未勝利、どころかコスタノヴァもエンペラーワケアもG1は初挑戦。ミッキーファイトも3歳時のJDDのみ(2着)の出走経験。全体としてはダートでの既成勢力と新興勢力の新旧交代があるのかといった図式だ。
フェブラリーSと聞いて真っ先に思い出すのは、2020年のモズアスコットが勝って2着がケイティブレイヴだった年。今でも不思議に思うのはケイティブレイヴがなぜ16番人気だったのだろうかという事。あの時点で7歳とはいえ、過去に川崎記念、JBCクラシック、帝王賞と地方とはいえG1クラスを3勝もしていた馬。確かに前走前々走と負けてはいたけれど、これだけの実績馬がそこまで評価されていなかったのかと不思議に思う。直近の川崎記念も東京大賞典もこの馬を中心に買っていたのに、フェブラリーSなったとたんにヌケにした自分がふがいなかった。確かに当時のブログを見ると、思い入れはタイムフライヤーの方が強かったようだけれど、全くのヌケというのもあまりにも薄情だったと反省。(上記リンク記事にはミライヘノツバサの反省も切々と綴られているのが笑える)
後は昨年の当レース、「×8セキフウ(13番人気)×9ペプチドナイル(11番人気)混戦ゆえ×の馬にも馬券内のチャンスはありか。」と書いておきながら、イグナイター軸しか買っておらず玉砕。(もちろんガイアフォースも買っていた)きれいに人気薄の1着馬から3着馬までヒモには入っているものの軸馬違いでの完敗だった。
今年はタイムフライヤーやイグナイターほどの熱狂的な思い入れ馬もいないので、フラットな気持ちで予想を立てていきたい。ただ既存勢力と新興勢力の勝負なら、やはり歴戦の実績馬中心に取りたいところだ。
◎11ペプチドナイル
昨年が11番人気での勝利だったからなのか、それ以後勝ち鞍がないからなのか、昨年の優勝馬が現時点では3番人気から差のある4番人気に甘んじている。この馬を昨年取り上げられたのは、昨年の当レース以前にOPレースを3勝もしていた点。その3勝は1,700~1,800㍍で条件戦では2,100㍍の勝ち鞍もあり、昨年の当レースまではマイル戦は未経験の馬だったのだ。このレースはマイル戦ながらスタートが芝でペースが速くなる傾向がある。早いペースでも後半時計が遅くなるわけでもなく持続的なスピードとスタミナも必要なレースだと定義すると、マイルよりも長い距離にも適性がある馬が強いはずなのだ。そんな事から昨年も目を引いたのだが、それはそのまま今年にも当てはまる。さらに昨年の当レース以降勝ち鞍はないが全てGⅠ。それもかしわ記念3着と南部杯2着。特に南部杯はあのレモンポップとの真っ向勝負でコンマ1秒差。前走のチャンピオンズカップも5着とはいえ3着馬からはコンマ1秒差。ここは連覇を期待したい。
〇8ドゥラエレーデ
マイルより長い距離に実績がある馬なら当馬は外せない。G1ホースなのにいつも人気にならない不思議な馬。ホープフルSを勝ったあとダートのUAEダービ-という常識にとらわれない使い方で結果を出してきた馬。昨年の負けに目をつぶればここで激走して何ら不思議ない。ケイティブレイヴっぽい強いのに評価が低いのはこの馬。
▲14ミッキーファイト
フォーエバーヤングを尺度にするとこの馬はやはり外せなくなってきた。戦歴からももっと長い距離が良さそうだけれど、今回のレース適正を考えるとマイルでも走れそう。未知の魅力で歴戦の古馬たちを一蹴する可能性は秘める。ここは勝ち切ることもありか。
△15ガイアフォース
セントライト記念を勝って菊花賞まで出走した馬が昨年は当レース2着。〇と同様意外性のある馬。安田記念ではロマンチックウォーリアーからコンマ3秒差。勝つまでは厳しくても馬券内はあり得るか。
× 9コスタノヴァ
× 2タガノビューティー
× 6メイショウハリオ
◎から1着固定の3連単流しと▲から3連複。◎〇・◎▲の馬連。
ああああああ、またもや時間切れ。日曜日ですが私はいつものように仕事です。