GW読書結果

ＧＷいかがお過ごしでした？リフレッシュできましたでしょうか？僕はなんだかだらだらとしすぎて逆に体調を崩してしまいました(泣）昨日今日と疲れ気味です。さて、ＧＷ中に「大菩薩峠」全20冊をどこまで読めるかの挑戦でしたが、読み進めていくうちストーリーがだんだん冗漫になってきて５冊目を読み終えたとこで飽きてしまいました。それとなんですが文章がへたです。そんなことで気分を変えようと読んだのが高城高の「墓標なき墓場」と菊地成孔＋大谷能生の「東京大学のアルバート・アイラー」。「墓標なき墓場」は近来まれに見る骨太のハードボイルド小説です。しゃれた会話やセリフはないですが、北海道・釧路の港町を舞台に乾いた文章が絶妙の緊張感を醸し出しています。お薦めの一冊です。ぜひ一読を。「東京大学のアルバート・アイラー」は、東大始まって以来の大量のモグリが聴講に押しかけたという伝説のジャズ講義を単行本化したものです。僕も何回か仕事をさぼって聞きに行きました。実際、東大生よりもモグリの方が圧倒的に多かったです(笑）ジャズ好き、ジャズをもっとよく知りたいという人は読んでおいて損はないです。と、まあ僕のＧＷはこんな具合でした。あと、気晴らしに向島百花園と西新井大師にいったくらいかな。