このすべり台、昔、千住にあった見る方向によってエントツの本数が変わって見えるという「お化け煙突」の忘れ形見なのです。昭和39年、「お化け煙突」が解体されるにあたり、その一部(下部直径6メートル、重量約3トン)が、昭和40年に元宿小学校(その後千寿双葉小学校に改称、現在、移転)にすべり台として寄贈されました。今回は、このすべり台の撮影が目的でした。小学校跡地は帝京科学大学が買い取り、校舎を建てるらしいですが、できればこのすべり台どうにか残して欲しいです。千住の昔のランドマークの面影が消えるのは寂しいです。