消費税増税が現実味を帯びてきた！

参議院選挙が目前に迫って、各党とも戦闘態勢に入りました。
出来もしない耳障りのいいマニフェストを掲げながら、臆面も無く
嘘を付き合う滑稽劇が幕を開けました。


民主党も選挙前の増税路線はタブーという、これまでの小沢手法を
180度変えて、消費税増税に言及しました。
しかし、収入が増えれば無駄遣いが増える事になる。


今までそうやって、何も改善しないで来たのが今の姿である。
それを実践してきたのが自民党であるから、今更何を言っても信じる
ことは出来ないが、目糞が鼻くそをあざ笑っている。


特に最近の自民党は、民主党憎しで凝り固まって、国民生活のことは何にも考えていない。
また、自分達の天下にして、甘い夢よもう一度ということか。


それにしても、消費税増税はもはや確実かもしれない。
問題はいくらにするかという、税率に向かっている。
数年先には１０％くらいになるといわれている。


仕方ないでは済まされません。
それなら、優遇税制で守られている業界や、非課税の宗教界、
そして政治資金などにも、しっかり税金を掛けたらどうか。


この国に暮らす以上、等しく納税義務が生じるようにすればいい。
例外を設けるから、不公平感が起こるのである。
すべての人、すべての業界が等しく納税することが必要だ。


政治資金は特に不透明な部分が多い。
課税しないから外部のチェックが利かないのである。
すべての収入に課税されるようになれば、平等になるだろう。


そして脱税には、莫大な課徴金を課すことだ。
脱税した金額の3倍とか5倍の金額にすれば、脱税は無くなる。
なにしろ、総理大臣自らが巨悪脱税をする時代である。


飲酒運転の罰金よりも、はるかに高い罰金を課せばいい。
増税を言う前に、先ずは優遇されいる業界から、徴税する方がいい。
そうしないと、安易な増税がまかり通ることになる。


使い方にも、厳しいチェックが働くような仕組みを作ることが先決
であろう。安易に増税を受け入れてはならない。