歌うKANOKO

クリスタルボイス
Singer 野村佳乃子のひとりごと

鈴蘭の季節

2007-05-03 | Weblog
5月1日はミュゲーの祭日っていうのがおフランスにあるっていう話を
ずいぶん昔に 耳にしたことがある
スズランの花言葉は「幸福が訪れる」

ミュゲーの祭日にスズランを贈られた人には幸福が訪れるといわれているらしい。
なんか素敵な風習だなあ~
ささやかな幸福に満ちたイメージで可憐なスズランにピッタリな感じがする。


今となっては記憶の彼方だが
その昔
私は鈴蘭佳乃子という芸名で歌っていた時代があり・・・
当時のバンマスが決めたんだけど・・
スズランの花は好きだけど
名前にするのはどんなもんかと思うよ。
なんでまた鈴蘭なわけ…(~~;?と思った私は
和英辞書で調べてみたら
英語では
Lily Of The Valleyというらしいことを知って驚いた。
「谷間のユリ」かあ・・

なぜ驚いたかと言うと
高校生の時、仲良しのお友達に
すごく当たるっていう話の占い師のところに連れて行かれたことがある。
まあ、良いからだまされたとおもって一度付き合ってよ・・
そう言われたので一度は行ってみることにしたんだけど。

当時から私はあんまり占いとか信じていなくて
占いって胡散臭い…って思っていたんだけど
その占い師のオバちゃんは水晶の丸い玉を見ながら
次々とズバリ私のことを言い当てていって
私がさっきそこに行くまで考えていたことまで言い当てられて
すごくビックリした記憶がある。

なんだかキツネにつままれたような気持ちのまま色々いわれたのだけれど
「あなたは谷間の百合よ。
今摘まれて行ってもいいし、ひっそりと咲いていても
いつか必ず誰かが摘みに来る」
どういうこと?と思いつつも
・・・そんなオバちゃんの一言が心の中に残っていたのである。

だから鈴蘭の芸名を享けた時
暗示されていたのはこのことなのかあ?と
不思議に思った記憶がある。
そんなわけで興味を持って
Le lis dans la vallée「谷間の百合」 というバルザックの小説
も読んでみたけれど大体のあらすじしか憶えていないなあ。。
それに
本って暫らくして読みなおすとまるで印象が変わったりするから
久しぶりに読んでみようかな。。

鈴蘭の花を眺めながらそんなことを思った今日この頃なのです

鈴蘭の別名は君影草・・・これまた素敵なネーミングざんす

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