ソフトウェア開発したい日記

「面白い!」と思った頭の体操や、数学の問題を載せていきます
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摩擦伝動機構の設計とか問題点とか

2010年06月05日 11時12分18秒 | 科学
ちょっとした摩擦伝動機構(装置)を作ることになったので、
昔の機構学のノートからちょっと復習。

1. 接触面の摩擦力は大きいほど良い
2. 円筒車のような場合(角速度変動がない)
  ⇒軸受に垂直力を作用させて抗力を発生させる必要がある
3. 角速度が変動する場合(例:楕円車)
  ⇒角速度の増加時には抗力が働くが、
   減少時には働かないので抗力を与える工夫が必要

摩擦 ⇒ 磨耗 ⇒ 騒音・焼きつき ⇒ 寿命

ギア式自動変速 ⇒ 摩擦大(2/3が摩擦)
無段変速機 ⇒ 変速ショック無し
(円盤トローラー:2つのトーらーで出力ローラの傾きを変えることでなめらかな変速
動力を伝えるため、円盤とローラの間に強烈な摩擦が生じる)

特殊な潤滑剤(摩擦0) ← 動力を伝える役割
(高い圧力を加えると瞬時に固体化、圧力をなくすと液体化)
⇒ 長時間の走行で高温になり、膜の役割、膜を作る能力を失う。

自分のノートのとりかたが汚くて読むのが大変だった。
頑張ってノートを解読した割にはイマイチな成果。


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8 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
低フリクションマルテンサイト (メタル和鋼)
2017-07-10 12:50:36
島根大学の客員教授である久保田邦親博士らが境界潤滑の原理をついに解明。名称は炭素結晶の競合モデル/CCSCモデル「通称、ナノダイヤモンド理論」は開発合金Xの高面圧摺動特性を説明できるだけでなく、その他の境界潤滑現象にかかわる広い説明が可能な本質的理論で、更なる機械の高性能化に展望が開かれたとする識者もある。幅広い分野に応用でき今後48Vハイブリッドエンジンのコンパクト化(ピストンピンなど)の開発指針となってゆくことも期待されている。
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Unknown (工場員)
2017-07-15 18:17:31
最近の特殊鋼の進化は素晴らしいものがありますね。
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ホント、トライボシステムが展望できる (和鋼ファン)
2017-07-17 10:28:34
 地球環境に対する真水の直球勝負がこれで出来そうだ。
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ダントツ技術 (GIC結晶)
2018-02-28 02:20:25
 やっぱダイセルの首席技師、久保田邦親博士のはなしは面白い。ガンダム級の
巨大ロボットは何故作れないのか、どうしたら作れるのところがお気に入り。

https://www.facebook.com/Kunichika.Kubot
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トランプエレメント (エキソエレクトロン)
2023-02-23 19:29:51
リン酸系のトライボ材料って何なんだろうな。
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ストライベック (オイル関係研究者)
2024-07-28 20:25:18
パーカー処理なんかそうじゃないのかな?摩擦力で発生するプラズマによって引き起こされるトライボケミカル反応によって効率よくGICが形成されるかも。
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マルテンサイト千年グローバル (鉄の道サムライリスペクト)
2024-10-10 02:11:27
最近はChatGPTや生成AI等で人工知能の普及がアルゴリズム革命の衝撃といってブームとなっていますよね。ニュートンやアインシュタイン物理学のような理論駆動型を打ち壊して、データ駆動型の世界を切り開いているという。当然ながらこのアルゴリズム人間の思考を模擬するのだがら、当然哲学にも影響を与えるし、中国の文化大革命のようなイデオロギーにも影響を及ぼす。さらにはこの人工知能にはブラックボックス問題という数学的に分解してもなぜそうなったのか分からないという問題が存在している。そんな中、単純な問題であれば分解できるとした「材料物理数学再武装」というものが以前より脚光を浴びてきた。これは非線形関数の造形方法とはどういうことかという問題を大局的にとらえ、たとえば経済学で主張されている国富論の神の見えざる手というものが2つの関数の結合を行う行為で、関数接合論と呼ばれ、それの高次的状態がニューラルネットワークをはじめとするAI研究の最前線につながっているとするものだ。この関数接合論は経営学ではKPI競合モデルとも呼ばれ、トレードオフ関係の全体最適化に関わる様々な分野へその思想が波及してきている。この新たな科学哲学の胎動は「哲学」だけあってあらゆるものの根本を揺さぶり始めている。こういうのは従来の科学技術の一神教的観点でなく日本らしさとも呼べるような多神教的発想と考えられる。
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ものづくり (アダマンタン)
2024-10-10 02:13:26
ノーベル物理学賞が贈られるジョン・ホップフィールド氏とジェフリー・ヒントン氏のことがスウェーデンのノーベル財団のウェブサイトで発表されていましたね。機械学習(AIテクノロジー)に関わる、深層学習に関する業績ということです。囲碁の名人戦で威力を発揮しましたが、ブラックボックス問題は複雑なものはやはり解明が難しいようです。
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