赤と黒 オリジナル・サウンドトラック (視聴あり)

韓国版はこちら
赤と黒(悪い男)韓国ドラマOST(SBS)(韓国版)

韓国版は日本版に比べて一曲(23.Prologue)少ない構成のようです。
秀逸です。
どの曲もすばらしく、完成度が高い。
勝手に選んだ名シーンと勝手な感想とともに紹介します。
ネタバレになるのであまり詳しくは書きません。
1. ときどきひとりで泣いてます
タイトル画にもしています、何かをつかもうとするゴヌクの印象的なシーン。(第14話)
悲しいけど優しさに満ちて、穏やかだけどドラマティックな曲。
この曲、ドラマ終盤に入れば入るほど切なく、胸が締め付けられます。
2. オニバスの花
素敵なシーンはたくさんありますが、やはりここはジェインと初対面する印象的なこのシーンでしょう。(第2話)

アンニュイでスタイリッシュだけど、歌詞はどこまでも切ない愛の歌です。
3. 告げよう (Feat.Ben of Bebe Mignon)
これも素敵なシーンがたくさんあって迷いましたが、冒頭と最後の震えるようなかすれるような歌声がゴヌクの心の内の震えと重なるような気がした、このシーンを選びました(第7話)
4MenとBenのかけあいがドラマティックに力強く気持ちの高ぶりを表現します。
4. どこに (Orchestra Ver.)
ソニョンを失った悲しみから逃れようともがくテソンの気持ちが痛いほど伝わってきます。(第4話)
ソニョンを思い出すテソンの場面でよく登場します。
透き通る美しいソプラノからは、純粋にやさしく深い思いが伝わってくるようです。
5. 独り言
テラとのシーンでよく登場する曲ですが、どのシーンも魅力的で大好き。
一歩近寄り、肩を寄せる。 だだそれだけの動作が、これだけエロティックでドキドキする映像になるのは、この2人の役者の演技とこの音楽あってこそ。 (第11話)

場面後半は、カッチーニの「アヴェ・マリア」に引き継ぎ、さらにドラマティックに演出されています。
他のどのシーンも映像との相乗効果が抜群です。
6. 笑わないで、泣かないで
ジェインと寄り添う姿が印象的なシーン。(第10話)

4Menとチャン・ヘジンの声色の相性がよく、ドラマティックできらきらとした輝きに満ちた曲。
7. 思いもしなかった
すっかり落ち着いたテソンの素敵な一面がみえるシーン(第13話)

やさしい曲ですが、あまり登場しません。 ここだけ?
8. 笑わないで、泣かないで (Male Ver.)
-略-
9. 待つということは傷だけ残して
ジェインをやさしく見守るゴヌクが印象的(第6話)
とても好きな場面なんですが、きれいな画像がなくてごめんなさい。。

登場回数は多くありませんが、優しく、力強く、心に残る曲です。
10. 馬鹿
ゴヌクの「テソナ~」の呼びかけが印象的なかわいいシーンです。(第14話)

珍しく明るい曲ですが、登場は少ないです。
11. 悲しい女
ヘシン会長宅で偶然会った帰り、バイクにジェインをのせて帰るゴヌク。(第7話)

若く水みずしい曲
こちらもあまり登場はしません。ここだけ?
12. どこに (Piano Ver.)
-略-
13. main title
メインと題されるとおり、数ある名シーンの中で私の選んのはなぜかここでした。
テラとゴヌクが別々に別荘に向かうシーン。(第10話)
厳粛で威厳に満ちて、かつ何かを予感させるような高揚感に満ちています。
このドラマのメインとしてぴったり。
14. sub title
こちらも数ある印象的なシーンの中で、あえて緊張感が頂点に達する最終話から。(第17話)

メインテーマ同様、厳粛で威厳に満ちた曲。
躍動感に溢れていながら、何か抗えない大きな力によってある一点に向かって急速に収束していくような、何とも言えない終末感に満ちています。
15. 回想
この一連のシーン、曲とともに胸の内にいっぱいになり、涙が止まりません。(第7話)

タイトルの通り、失われた過去の記憶がよみがえるシーンで入る曲。
優しく、なつかしく、もの悲しく。
16. 愛する人に
これも素敵な場面がたくさんあってほんとに迷いました。
ジェインをやさしく見つめるゴヌクの目が印象的な、台詞のほとんどない長い長いシーンです。(第10話)

どこまでもやさしく、透明で、そして切ない。
17. ずっと前に
度々現れる旋律ですが、ジェインに優しく抱きしめられたこの場面を選びました。(第11話)

静かに、優しく、悲しい。
18. 傷跡
「止めたかった。」の一言が印象的なこの場面、音楽とのあわせ方も絶妙です。(第4話)

子供の頃の回想シーンでも現れます。
静かに、優しさに満ちています。
19. 郷愁
このシーンはこの曲なしには語れません。(第8話)

3拍子の旋律と途中で入る変調が印象的なメランコリックで美しい曲。
この3拍子に揺れる旋律がゴヌクの揺れる心を表しているようです。
時間が経過した場面に、「独り言」を入れてくるあたりも秀逸!
20. Tatoo
シン夫人と印象的な対面をする場面から。(第4話)

オオボエの不安げな旋律とともに始まる、ミステリアスでどこかエキゾティックな曲。
静かに、力強く、嵐の前の静けさのようです。
21. スタントマン
ゴヌクの印象的な登場シーンより(第1話)

タイトルの通りアクションシーンや男の対決シーンで挿入されるかっこえぇ曲。
何かが起こりそうな予感をさせる曲でもあります。
22. Dogma
意外と好きなのがこのシーン。2人の走る姿も素敵ですが、ゴヌクのナップンぶりにしびれます。(第5話)

こちらもアクションシーン、特に追いかけたり追いかけられたりのシーンで入る、かっこえぇ曲。
23. Prologue
大好きだった父母と住んでいた家を訪れたシーン。(第8話)
台詞は全く入りませんが、何度見ても涙が止まらない。

昔の幸せな記憶がよみがえるシーンで入る曲です。
遠い記憶をたどるように静かに始まり、記憶が徐々によみがえるように波が押し寄せます。