神名火だより

出雲地方・宍道湖周辺で撮影した四季折々の写真です。
時々、自作パソコンの話題もあります。

奥出雲 金言寺の大銀杏

2011年11月04日 23時27分24秒 | 日記

 島根県仁多郡奥出雲町大馬木地区に金言寺というお寺があります。

 前々からここの大銀杏が秋になると素晴らしく美しく黄葉すると聞いていました。昨年は予備知識無しに行ったので、黄葉は終わった後でしたが、ロケハンという事で道順を確認してあり迷いません。

 今年はテレビニュース、新聞で黄葉が始まったと情報を得、11月3日が最盛期ということで出かけました。国道314号線を仁多で折れ、県道25号線を大馬木方向に登って行きます。大馬木の集落に到着すると、はるか遠くからも大銀杏が見えます。
 
Nikon Ai AF Zoom Nikkor ED 80-200mm F2.8D

 お寺に近づくに連れ車がだんだん多くなります。すごい賑わいです。車を停めるところもありません。交通整理の警察官、地元の係員に指示された道路脇に路肩ギリギリに路上駐車です。参道を登ると目の前に巨大な銀杏の木。圧倒されます。上り坂で見上げると後ろにひっくり返りそう。


 本堂は茅葺きの小さなお寺です。その前にまさに「ドーン」と立っています。住職さんの計らいで、散った葉っぱは片付けることなくそのままにしてあります。まさに落葉の絨毯。


 お寺の隣に小さな池があります。水がはってあり、水面にお寺と大銀杏が鏡のように写っています。ここの画を撮りたくて沢山のアマチュアカメラマンがカメラの砲列を並べています。私もその内の一人。

 この日は薄曇りでしたが、このカット撮影した数分間だけ日が差してきました。黄葉の葉が黄金色に輝いて見えました。
 水面の反射は肉眼でははっきりとしませんでしたが、撮影画像を見ると、綺麗に反射して写り込んでいます。このカメラの特性でしょうか。


ここまでNikon Ai AF-S Zoom Nikkor ED 28-70mm F2.8D(IF)


 夕方近くになり帰宅の途中、ついでに斐伊川の灘橋に立ち寄り、夕日も撮影。美しい雲は残念ながらありません、ピーカンでした。水面に夕日が一筋の光の道を作っています。斐伊川の砂州がちょうどいい形でシルエットになっています。

Nikon Ai AF-S Zoom Nikkor ED 28-70mm F2.8D(IF)
 金言寺前の小川は背景の山々、吾妻山、烏帽子山からその流れを発します。多くの支流の水を集めてこの大きな流れになります。斐伊川の源流は奥出雲町の船通山です。




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