門司港生まれのB高Diary

Teacupの閉鎖に伴い3月にこちらに引越してきました。
主に趣味・旅を綴っていますで、よろしくお願いします。

南飛騨観光バス GEROぐるライナー乗車

2022年01月22日 | バス

11月22日から走り出した期間限定の名古屋と下呂を結ぶGEROぐるライナーに乗車しました。
この路線は、「既存観光拠点再生・高付加価値化推進事業」と言う長い名前、簡単に言えば補助金で期間限定運行される路線です。
このところ各地でこのような取り組みがあるようです。

しかしこの形態のものは、
・告知から実施までの期間が短い
・実施期間も短い
といった欠点
があり、ご利用機会のありそうな方々にもあまり周知されずに終わってしまったことが多々ありました。
そんな路線に乗車してきましたので簡単にレポートします。

路線は名古屋と下呂を結ぶもので、名古屋駅~中津川(にぎわい広場)~下呂駅と、中津川に関しては下呂方面との乗降のみとなります
運賃は名古屋駅~下呂駅で3,000円、所要時間は標準3時間10分となり、JR高山線特急と比較して、運賃は1200円ほど安く、時間は≒2倍となります。
まあこちらは一日1往復なので、JR特急から乗客をいただこうなんて一つも考えてないかと。



というわけで、名古屋駅西口Bバースにやってきました。
すでに担当車両の南飛騨観光バスが待機しています。
氏名を名乗って3,000円払い運転士さんとしばしお話を。
今日は「◯◯様お一人なのでお好きな席にどうぞ」「中津川も予約がありませんので直行します」「このバスAMTで扱いにくく煩いですよ」など、加えてこのバスの利用状況なども。



私は一番うしろの座席に陣取ります。選んだ理由は、エンジン音とUSBポートがあること。
8:30になりドアを閉め、たった一人の私のためにこちら側を向いて会社名、氏名、安全運行の厳守などひと通りの挨拶をして頂き、出発です。

バスは名古屋高速名駅入口~小牧IC~小牧JCT~中津川IC~一般道~下呂駅と走ります。
途中、恵那峡SAで開放休憩、中津川ICからは中津川市内で乗客を加えて下呂に向かうのですが、今日は中津川の乗車予約もないため、中津川ICから下呂駅へ直行となります。



道中は渋滞もなく順調、9:35恵那峡SAで10分の開放休憩です。
ここまでは高速道路本線上には雪はありません。
本来なら名古屋を同じ8:30に出発した伊那/箕輪行が休憩する時間ですが、当便は1/21よりコロナで運休になってしったことからランデブーが出来ずに少し残念。

9:45休憩も終わり、中津川ICからR256/R257で峠を越えます。
このあたりは道路路肩の残雪と、田畑やお家の屋根に残る雪、河川敷の雪などが目立つようになります。





その後R41に合流し、11:00に下呂駅に到着です。
ダイヤより40分の早着となりましたが、中津川市内に寄らなかった往復の時間を考えると裏ダイヤの定刻といったところでしょうか。

裏ダイヤ:前日までの完全予約制であること、パンフレットにも「中津川の予約がない場合、にぎわい広場は停車しません」と明記されている。

運転士さん お疲れさまでした。





車両の方は、セレガショートのAMT、27人乗り後部2列サロンで、後部天井には埋込形ですが小さなシャンデリアも設置されています。



運転士さんが乗車時に言ってた「煩いですよ」は、たしかに煩かった。それに加え車体の振動が大きく感じ、これも小排気量によるものなのかと思ったり。
山坂道の多い中央道には向いてない車両ですね。
どちらかと言うと、新東名のような勾配の小さい高速道路を走るように設定されているのでしょうね。

まあ色々感じることはありましたが、それよりも乗客が一人でも増えればというのが一番の思いです。

この補助金事業の後、無事に定期路線化できるのか、やはり無理か、コロナの事もあってネガティブになりそうですが、無事に定期路線化される日を楽しみにしておきます。



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