このつちびとを、作ろうと思った最初のきっかけは
ふと思いついた・・ある言葉から
でも、その言葉を、ブログに書いていいものかどうか
躊躇する気持ちがあって、成形後のこのつちびとの写真や、作る過程を
ブログには載せてきたものの
きっかけとなった本当の言葉は、書いたことがなかった

自分という存在が消え去ることが幼少期から怖くてたまらなかった私が
つちびとを作ることを重ねて
最近そのことに、やっと少し向かい合うことができるようになった気がする
たぶん・・このつちびとは、その私の変化から生まれたものなのだと思う
そして・・この人を作ろうとした、もともとの気づきの言葉は
「送られるということは
もう、だれも・・見送らないでもすむということか」
この言葉がうひらめいた時
ああ・・そういうことなのかと
ほんの少し救いのようなものを感じた
ただ・・これは
とことん生き抜いて
我が家の仔達をちゃんと送って
やがて、自分の命の灯を私が使い果たしたうえで・・
そうなっても、自分が消え去ることが怖くてたまらないだろう私へのおまじないのような言葉だ

どんな救いがないと思える出来事にも
救いは用意されているのだと
・・私は、やっと思えたのかもしれない

★可南つちびと展
『ヒカリ生まれる時』(仮題)
11月6日(火)~11月18日(日)
11時~19時 (日、祝日は 午後5時まで・月曜休廊)
ワイアートギャラリー
〒530-0027 大阪市北区堂山町15-17ACT3-1F
TEL 06-6311-5380




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