今日は あいちゃんが 娘と出会ってくれた日
そして この日の夜は たった一泊だったけれども
私の元の家の納戸で 眠った日
だから、私にとってもあいちゃんと過ごした記念すべき日でもあるのかなあ・・・
その一泊で、今後あいちゃんをどうすればいいか
私なりに 必死に考えました
すでに 風邪のような症状のあったあいちゃんを
先住猫のいる娘の家でも、また私の家でも 無防備に置く事は難しいと考え
施設にお世話になっていて 荷物だけを置いた空き家になっている母の家に
しばらく置いて、私たちが世話に通ったらと 提案しました
それしか その時には 方法が思いつかなかった
でも、その案は あいちゃんが白血病と猫エイズのキャリアだとわかった時
選択肢のほかにない案になり
母と娘と娘の夫三人のお世話リレーが始まりました
その当時 娘はとても不安定な状態で
クウだけでなく あいちゃんまでも失ったら
どうなってしまうかと・・・不安で
私が毎日通うことも
あいちゃんの向こうに 娘を見ていた
娘の負担を軽くしたい・・・ただ、それだけ
それが、回を重ね 午前中ずっとあいちゃんと過ごし
症状に一喜一憂しているうちに
あいちゃんも、守りたい・・・そんな想いに変わっていた
今では笑い話だけれど・・・
帰り際に あいちゃんのいる部屋でゴキブリを見つけたとき
もしそれを食べて、あいちゃんがもっとお腹をこわしたらどうしようと
とっさに思った馬鹿な私は 手じかにあった新聞紙で想いっきり床を叩き
指の骨にひびを入れた・・・
振り返ると、馬鹿みたいだけれど
当時の私たちは 哀しいくらい必死で
３人３様の あいちゃんの様子を伝える交換日記を書き
それぞれの任務を果たし・・・た
誰が欠けても成り立たないバランスだった
でも、いま
わたしは、どれほど あいちゃんにお礼を言っても足らないと思っている
娘を 生かしてくれ・・・
私には、娘との共同作業を半年間させてくれ・・・
だからね
あいちゃん
ずっと、ずっと 祈ってる
あなたの幸せを
あなたの望む形を・・・
最高の猫生を 送れることを・・・
昨日、風邪を引いている私のために、娘がお弁当を届けてくれました
自分も大変なときなのに・・・ね
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