
絣シスターズ(染めだけど)の着物デートで、
ライブ友Bちゃんが選んでくれたお店は……

南青山の「&ecle」。

こんな風に、カラフルなお料理が目を惹き、
でもお味の方はマイルドで、
身体もココロもポジティブになれそう。
小ぢんまりしていますが、スタッフも親切で
良いお店でした。
面白いなあと思ったのが

レストルームの表示。
LGBT対応なのでしょうか。都心のハイセンスなお店ですし。
でも、見慣れないとちょっと、
こうした単色のマークはわかりにくいかな…。
Bちゃんによると、
昨年の9月27日も達彦さんライブで
そのときは3人集まり、
一昨年の9月27日も、私は行きませんでしたが
横浜でイベントがあり、Bちゃんは駆けつけて、
彼女の中ではすっかり、

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さて、そんな秋の達彦さんライブですが、
ベース&ピアノで渋いデュオ形式だったものの
客席のノリが良く、手拍子がたくさん!
夏に、聴きたい曲のアンケートをとったそうで、
それを反映させてか、
ハイライト曲の「摩天楼ブルース」がオープニングに
歌われたり、
80年代のお馴染み曲が並んだり、など、
ファンサービスにあふれたラインナップでした。
特に印象的だったのは
「日付のない未来」で、
4ビート中心の曲目の中に、ぽんと8ビートが入ると、
メリハリが出るし、ライブ的にはノリも良いし、
いいものだなーと、再発見。
4ビートのスイング度が高かったのは、
戸川さんのテンポ&リズムキープが堅実だったからと
思います。息がぴったり、な感じがしました。
フュージョンの名手が光るアルバム「Once in my Life」から
タイトル曲など、
ライブであまり披露されないレアな歌もあり、お得度も高かったです。
ヴォーカルでは「心の旅」「愛する人へ」の熱唱が印象的で
ライブ通して、絶好調のように思いました。
プレイでは「夢は波にのって」がアレンジ・構成も演奏もバランス良く
心地よい余韻が残りました。ピアノソロが小粋でキレイだった記憶が。
しかし、やはりクライマックスは
「MON AMOUR」でしょうか……
もともとは大編成のサヴァンナ・バンドスタイルで
景気良く“鳴らす”タイプの歌ですが、
それを


というか


で、Bちゃんとどきどきしながら聴いていましたが、
ピアノの音が厚く、音数も多かったので、
意外と?明るく派手目でした。
この曲に限らず
私はオープンヴォイシングの、キラキラした高音がとても好きです。
ソロも、長いワンコーラスをまるまる弾ききって、
思わずみな拍手喝采。
そして終始、戸川さんが堪えました……。安定感ありました。
MCでは
前回のライブで、デビュー間もない頃のポスターを
お披露目し、ウケが良かったからか、
今回は、
男性ファンの方からのプレゼントとのことで
100Pはあろうかという雑誌判型のクリアファイルいっぱいに
おさまった
80年代中心の記事コピーを披露。
フォトジェニックな写真の数々に、お姉さま方からキャーの声、止まらず。
「成人音楽につき、私服で聴きなさい。」のころとか……。
そういえば……

実家にいまだに貼ったままになっている
達彦さんのポスター、これは32年前のもの。
これ実は、杉真理さんのLP「Overlap」を買ったときに、
杉さんのポスターがなかったので、
代わりに(!)もらってきたもの。
「誰のでもいいよ」というレコード店主の言葉に、
「じゃせっかくだから、カッコいい人のくださーい」って
…16歳のころの話です。
口ではマセたことを言っても、
学校では、たのきんトリオやシブガキ隊が大人気で
私も「成人音楽」にはちょっと、背伸びしても足らず、
このころには、聴かなくなってしまいました……。

帰宅するころには、
中秋の名月がかろうじて、雲の合間から見えて記念撮影。
やはり、9月27日は“記念日”なのかな。