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神奈川絵美の「えみごのみ」

新・水滸伝はパラレルワールド?

先日、ふらりと行ってみた歌舞伎座 第三部の幕見。



この日はイープラスの貸切公演で



上演前に珍しく、マイクスタンドと同社のキャラクターが
設置され、代表者が挨拶をしてからスタート。

私は大して歌舞伎の知識はなく、
今回も、隼人さんの宙乗りを見てみたいなあという軽い気持ちで
第二幕だけのつもりでいましたが

結果的に、第一幕から見て良かったです。
見せ場は第二幕の方が多かったかもですが、
私には、隼人さん演ずる林冲の物語を軸にしつつも、
サイドストーリーとして展開される王英の恋物語が面白くて。

やっぱり猿弥さんはお上手。

そしてもう一つ、心もっていかれたのは市川團子さん演ずる
林冲の元お弟子さんが亡くなるシーン。とても美しかったですし
十分な間のとりかたというか、見せ場をつくっていました。

梁山泊のメンバーが勢ぞろいした場面で、
寿猿さんがお出ましになったときには何だかうるうる。
体は小さくなったように思いますが、足腰はまだまだしっかりしていますし
何より声に張りがあって、、、ああ、父に見せたい。

個人的な好みとしては、あんまり仲間がどうだとか友情とかを
前面に押し出した台詞は、原体験(!)のワンピース歌舞伎を連想してしまい
あまり感情移入できないのですが、
でもまあ、納涼ということで大勢が賑やかに、凝った舞台装置と音響で
縦横にかけめぐる様を見るのは気持ちが良いものです。
宙乗りもしっかり堪能…4階席はほぼ目線に近い高さまできて
この日は貸切だったせいかどうなのか、宙乗り中の隼人さんの
目線サービスが予想以上に良かったような…
慣れてきて、余裕が出たのかも知れませんが。

来月は南座とのことで、大入りをお祈りします。

コメント一覧(10/1 コメント投稿終了予定)

kanagawa_emi
K@ブラックジャックさん、こんにちは!
なんかね、龍の頭は立派なんだけど、尾の方はぺらぺらした
金属片がチャラチャラついているだけで(失礼)、
ちょっと手抜き感が…まあ軽量化のためだとは思うのですが。

VIVANT話題ですよねー。興味あるのだけど、私こういう
展開の激しいドラマが精神的に苦手で。
(否定はしないです、ぜんぜん。自分が感情を揺さぶられ
すぎて観ていられなくなるの)
いやーでもホント、歌舞伎役者さんのなりきりぶりって
すごいですよね。
K@ブラックジャック
チャラチャラしてる龍ってなんだろ(笑)
話は知らない内容だったので神奈川さんのレポと筋書き見比べながら読みました。

猿弥さんと笑三郎さんは今TBSでやってる話題のドラマVIVANTにも出ているので、ドラマの撮影はとっくに終わっているでしょうがあっちでもこっちでもすごいなぁって。
笑三郎さんスーツで普通に男性として出てるので(あたりまえ)すごく不思議な感じです(笑)
ティーバーで1話からみられますしダイジェストもあります。
彌十郎さんも出てるし、最近は歌舞伎の名バイプレーヤーも連続ドラマに段々出演するようになりましたね。
kanagawa_emi
香子さん、こんにちは!
うふふ、龍の頭以外、触れるべきか迷ってしまって 笑
なんか、チャラチャラしていましたよね。でもまあ
重いと万一の事故が心配だし、仕方ないですね。
香子
感想、お待ちしておりました。
ふふ、ほぼ同様(特に個人的な感想部分)
龍は頭以外はショボかったですが
構造上しょうがないよね〜と思って見てました。
(身体は何かに食べられちゃったかな〜?なんてねw)
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