7月~12月の着物が勢ぞろい。

去年の夏は暑かったので、麻や宮古ばかりだった。
亀田恭子さんの帯は、こうして見ても着姿をクールに引き締めていていいなあ。
(中段の中央とその右隣&下段右から2番目)

1回だけ着た絽の着物は、出版記念パーティのとき。
トルファンの2パターンは、神戸~大阪出張時で、ものすごく暑かったんだっけ


10月に入り、「シスレーの居る風景」登場!
11月までに7回も着た。光の加減で色味が変わるなあ。
澤田麻衣子さんの紅葉帯も大好き


11月下旬からは、大高美由紀さんの吉野格子の帯や、ポインセチアが活躍。
取材が続いたので、濃い目の着物が多かった。
この大きさで、改めて眺めると、
目立つ帯となじむ帯がよくわかる。
これから帯を選ぶときには、少し遠くから見え方をチェックするのも
いい方法かも知れないな。
私のfavorite drummer神保彰さんが、自身の日記の中で
楽器は自分の分身のようなものなので、容易には手放せない、
というようなことを書いていた。→原文はコチラ
世界トップクラスのミュージシャンを引き合いに出すのはおこがましいが、
でも、多少のセンチメンタリズムに目をつぶれば、
私の着物も、似たような存在なのかも知れない。
自分の分身…というよりは、縁があるたび、そのときそのときの自分の心情や感性が
投影されたもの、というか。
だからこそ、一枚いちまい、一本いっぽんを大事に、
箪笥に長く眠らせたままにせず、身につけたいとも思う。
着物を育て、養うのもまた、着物好きの宿命であり楽しみなのだ。