
織姫こと吉田美保子さんに、一からつくっていただいた
オーダーメイドの着物「シスレーの居る風景」。
もう15年くらい前になるのかな…
帯は、迷ったのですが今回は、藤田織物の
芽生え八寸にしました。
シスレーに合わせるとなると、これまでは
パンチの効いた染帯が多かったのですが
TPO的にあんまり、華やかにしたくなかったのと
やはりこの帯、とても締めやすいので。
お太鼓はこんな感じ。

前はこんな感じ。

ちなみに帯締めは道明、帯揚げはむかーし八木さんで
染めていただいたスミレ色。
結局この日、羽織を脱ぐことはありませんでした。
久々のシスレー、また少し、布がしなやかになったような
気がします。
そして

仁平幸春さんに特注で染めていただいた
八掛が、春の訪れを喜んでいるよう。
さて
カナダ大使館のすぐ横に、日本の伝統工芸品が一同に会した
「伝統工芸 青山スクエア」があり、場所柄か外国人旅行客でにぎわっていました。

期間限定で台東区の伝統工芸特集をしており、
いくつか、職人さんの実演ブースもあったりして
私はその中でも

木彫りの看板に惹かれました!
今どき、コストダウンしようとすればできる部分ですが
やっぱりこうした手仕事の力強さや躍動感は格別。

木版の額絵も、可愛い💕
ほかにもガラスペンや、手植えのブラシ(使い心地よさそうでした!)
手ぬぐいなどなど……。
普段は浅草駅から徒歩15分、浅草寺を越えたところにある
「江戸たいとう伝統工芸館」で展示されているようです。
浅草にはなかなか行く機会がないのですが
機会あれば立ち寄ってみたいなと思いました。