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神奈川絵美の「えみごのみ」

初めてのジルベスターコンサート

2024年の大みそか、私はここにいました。



川崎駅前のコンサートホール
MUZA川崎。

これまで、大晦日の街はどこも人が多そうだし
寒いだろうし…と、外出したことがなかったのですが

クラシックで年をしめる、というのもいい節目になりそうと
たまたま割引チケットを見つけたこともあり、行ってみることに。
演奏は、ここをフランチャイズにしている東京交響楽団、
指揮は秋山和慶氏。

ジルベスターといっても、夜中の11時59分に演奏が終わるといった
ものではなく
昼間3時から5時のプログラム。これなら体にも無理なく、
年末気分も味わえるので私にとっては理想。

せっかくだからと

東京友禅の小倉貞右先生セットを。
栗繭の生地に貝紫の色紙散らしが刺繍された付け下げに
ウィリアム・モリス調のアカンサスの帯。こちらにも貝紫が。
帯締めは、道明の金が入った笹組も考えたのですが
今回のシチュエーションではやや大げさかなと思い、
平田竹峯さんの紫系を選びました。

前はこんな感じ。


後ろはこんな感じ。


さて、大ホール内は

こんな風に舞台を360℃取り囲む座席になっており、
私は2階ながら正面で、前方のパイプオルガンもしっかり見えて
とても良い席。

着物の方もちらほら見かけましたが
そんなにかしこまった感じではなく、市内や近郊の人
また日ごろからこのホールをひいきにしている人(年間会員など)が
多かったような印象です。
演目も

重いクラシックというより
ミシェル・ルグランの映画音楽(シェルブールの雨傘など)や
クラシック・ギターをフィーチャーしたアランフェス協奏曲、
日本の歌メドレーなど
耳なじみのある曲が多く、ゆったりとやさしい気分になれました。

しかしそんな中でも、最後に演奏された
サン=サーンスの交響曲 第3番「オルガン付き」は
第九にひけをとらない、"年末らしい”荘厳で重厚なハーモニー。
パイプオルガンってパーンと全音符で和音を響かせるだけでも
なんかこう、神々しさを感じさせ、圧倒されます。
新年への希望を抱かせる華々しさもあり、まさにジルベスターの「花形」。

いい音楽を聴くと、いろいろあった一年も
すべて洗い流し清めて、晴れ晴れとした気分になりますね。
ジルベスターコンサート、私の新たな"恒例”になりそうな予感です。

コメント一覧(10/1 コメント投稿終了予定)

kanagawa_emi
>まるたけ さんへ
こんにちは! 高いところにあるパイプオルガン、音も天から
降り注ぐようで、新年の扉が開き光が差し込むような
神々しさを感じました。

先日、実家のピアノの鍵盤を何十年ぶりかでたたいてみて、
この年になってまた弾きたいなあなんて思っちゃいました。
まるたけ
ジルベスターって何?
ドイツ語で大晦日という意味なんですね。
コンサートホールの写真を見ただけでるんるんします♪
いいなあ、ただその一言。全音符で和音を響かせる・・・・
うん、なんとなく想像できます。絵美さんはピアノもお弾きになるからなおさら詳しいのでしょうね。地元にホールがあって
そこの場違いのようなパイプオルガンがあるんです。
ホールは改築、完成はいつのことやら。
お着物コーデも優しい雰囲気で好感💛癒されるお色ですね。
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