通し狂言「妹背山婦女庭訓」、第二部を観に行きました。
この日のコーデは

この写真では柄がわかりませんが、
青磁色の地に更紗風の唐花が描かれた小紋。
帯は職楽浅野さん、帯揚げはきねやさん、帯締めは伊賀の平井組紐さん。

飾りにはほとんど迷いがありませんでした。
桜尽くしです。
一方、今回ご一緒したお若いきもの友、Kさんは…

山の段で両家の領地を隔てた吉野川をイメージし
墨流しの帯揚げ。
帯も紙布で爽やか。

先日、私も撮った会場内の絵の前で。素敵な一枚です。
受付に、黒子ちゃんのぬいぐるみが置いてあったので

スリーショット、撮っていただきました。
Kさんにとっては、生まれて初めての文楽鑑賞とのことで
どうかな、魅力が伝わるかな、とどきどきしていましたが、
「織太夫さんは声がとても良くて、ずっと聴いていたいほど」
「勘十郎さんの人形は、(生身の)歌舞伎役者が動いているみたい」
早速、お気に入りの技芸員さんができたみたいで

私が初めて観たときは、黒子が気になったり、
床と舞台と字幕と…でくらくらしたり、で、個人に注目することなど
できませんでしたから、Kさんすごいなあと感心しました。
演目の感想は、次回アップしますね。