見出し画像

神奈川絵美の「えみごのみ」

さいたま県立近代美術館にて

(前回の続き)
本塩沢と首里花織のコーデで……


浦和まで取材に行った私。
その帰りに寄ってみた北浦和の公園は

緑が豊かで、
私が通りがかったちょうど午後3時に
シンフォニーの音源に合わせて噴水がさまざまに形を変えながら
じりじりと熱を帯びた初夏の風景を潤していました。

わかりにくいですが

片隅にはサキソフォンのオブジェが。

さて、さいたま県立近代美術館は
この公園の奥にあります。



今は県民の公募展が開催されている関係で、
常設展は普段500円のところ、100円で観ることができました。
ラッキー

広々した空間に

オブジェやタペストリーが展示されています。

一方、壁には

ユトリロや


ルノワール

そして

私の大好きな、シスレーもありました。

常設展の中の特別企画として、今はイタリアの
デザインチェアの展示が。


1950年代以降、近代化を背景に
プラスチックやウレタン、ワイヤーなどの
当時は斬新だった素材を使った個性的な椅子がいろいろ。

プラスチック製などは、相当もてはやされて
海に浮かぶ半透明の、ビニール椅子みたいなのが登場したそうで、
今の脱プラの流れとは真逆…時代は変わりましたね。

あまりゆっくりできませんでしたが
常設展はワンフロアだったものの、
展示室は地下、1F、2Fとあり、かなり見ごたえのある美術館でした。

エントランスはモダンな吹き抜けに。


暑さには閉口しましたが、
北浦和へは普段、何もなければ行くことはまずないので
今回、近代美術館を訪れる機会が得られて、良かったです。
名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

※ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「美術展・工芸展レポート」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事