「あのー、あれ、ついた。手すりがぁ」

(イメージです)
「えっ、早かったね。もっと年内ぎりぎりになるかと思ってた」
「あー、工事の人がぁ早くきてくれて、おとといついた」
「よかったねぇ。使い勝手、大丈夫?」
「ああ。昨日はぁ、ゆず湯ぅに入ったんさ」
「冬至だったもんね。安心して入れるようになって、よかったね」

秋に帰省の際、何度か転倒している父をみかねて
地元の地域包括支援センターへ電話をしたのが10月の終わり。
その日のうちにスタッフさんがきてくださり、必要な手続きをして
市の福祉課の人が調査にきたのが11月初旬。
その結果がきたのが12月初旬。要支援2の認定がおりました。
父から連絡を受け、すぐに私から地域包括支援センターに電話をし、
とりもなおさずお風呂に手すりをつけて欲しいことを話したところ、
このときも即日、実家を訪ねてくださって、
手際よく市への工事申請を出してくださり、許可がおりてすぐ
工事の人が最短でとりつけてくださいました。
迅速に動いてくださる支援センターの人には、
本当に本当に、心からありがたいと思っています。
私も弟も離れて住んでいるので、地元で頼れるところがあるのは
とても心強いです。
父も、当初は緊張していたのですが、
今はすっかり、支援センターの人に打ち解けたようで。
今後は、私が間に入らなくても、介護サービスの相談ができそう。
「あとは血圧、気をつけてね」
「あぁ、測ってるー140くらいだから、大丈夫」
手すりがついたことで、私もいったん肩の荷が下りたというか
ちょっとした達成感

ああ、もう私のクリスマスプレゼントはこれでいい、これで十分、と。
体調を崩したとLINEがきて、相談にのっていた弟も
受診の結果、命に関わる病気ではなさそうだし、
穏やかな気持ちで、ホリディを過ごせそうです。