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神奈川絵美の「えみごのみ」

春を告げるコーデ

(前回の続き)
2月、3月生まれが集まり
半蔵門のなだ万で開催された
如月の食事会に着ていったのは……


春一番が吹いたと思ったら、真冬のような寒さに逆戻り
そんな時期にお役立ち?なのがこの、春色の結城紬。
むかーし着物雑誌に掲載されたモデル着用品で、
仕立て上がりをいただきました。今はなき、青山みともさんで……。

この緑系のだんだんは織ではなく、しけ引きという染の技法。
確か信州の工房だったような。
平山八重子さんのような、志村ふくみさんのような
優し気なニュアンスがただよいます。

前はこんな感じ。


帯は佐藤節子先生作の小鳥とカタバミの染帯。
つやつやした綸子のような生地に、唐草のような地紋も入って
春らしい輝きを帯びた一本。鳥や花の色合いもクリアで
自分のものながら可愛いなあといつも思います。

後ろはこんな感じ。

お太鼓の下線が曲がってしまいましたが……
二羽の鳥が、そっぽを向いているのか
それとも同じ方向を向いているのか、解釈次第で
受ける印象も変わる…かも。

帯はともかく、着物はあまり季節が進むと
暑くて着にくくなってしまうので、
今の時期のような、まだ寒いけれど日差しは春めいている
そんな日にぴったり。でも意外と機会がなくて
今回は嬉しいコーデになりました。

コメント一覧

kanagawa_emi
まるたけさん、ありがとうございます💛
これから春の間、登場回数が増えるといいなあと思います。
まるたけ
私は絵美さんの帯の中ではこの小鳥の帯が一番好きです。ダントツに好き💓どんどん締めて下さい。
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